アダムとエヴァの物語
アダムとエヴァ、この魂こそ後のアレックスと珊瑚である。
エヴァはアレックス・G・エヴァと言う少女であり、アレックスに似ている見た目をしている。
エヴァは貧しい家庭に生まれ父と母は離婚し母子家庭で育てられる中、母から虐待される日々を送っていた。
そんな中ある時エヴァが次元の王が残した禁断の果実を食べた事で、傷の紋章を受け魔女として大いに嫌われる事となる。
世界は再び魔女の手で闇に落とされると思われエヴァは捕らわれ処刑されそうになり、覚悟を決めていた。
この時まだ9歳でもうすぐ10歳の誕生日前だった。
そこに、その処刑を取りやめよと現れ救ったのがこの国の王子で後にすぐに王となる美しい容姿と明るい性格のアダムであった。
アダム王子の名はアダム・コライユ
アダムはエヴァと同じ年齢の10歳であった。
アダムはエヴァを庇い、エヴァが母から虐待されていた事を知り、アダムはエヴァを自らの配下として仕える者として王の権限として強引に迎えるのだった。
貧しい生活をしていたエヴァにはもったいないくらいの豪華な食事を与え優しく接し少しずつエヴァの心を開いていくアダム。
こうしてアダムとエヴァは恋人同士となって行き。
アダムはエヴァが編んでくれたマフラーをもらった際には喜び、そのマフラーを首に巻いて戦闘訓練を受け大切に使うのだった。
こうして三年後、アダムは13歳で王となり、妻としてエヴァを迎え、エヴァと結婚して幸せとなり三人の子供が生まれるようになった。
そんな中
悲劇は起こる
禁断の果実を食べた魔女としてエヴァを狙う暗殺者がエヴァに向けて剣を突き刺そうとして迫って来たのだ。
しかしその時、最愛の妻をかばおうとアダムがエヴァをかばい代わりに刺されてしまい、それによりアダムは死亡してしまうのである。
この時の暗殺者こそ後の黄河である。
この悲劇のせいでエヴァは後に魔王エヴァとなってしまう。
それからエヴァは自分を全力で愛して命をかけて守ってくれた夫のアダム王が死んでしまった悲しみながら涙を流すとそれは後に珊瑚の涙と呼ばれる宝石と変わり、魔法が使えない者でも一つ能力を得る事ができるようになるものだった。
それを大く集めるとインフィニットユニバースと呼ばれる宝石となり、全知全能の魔法を扱えるものとなるのだが、それは後に世界で7つ存在する事になる。その七つのインフィニットユニバースで、アダムを生き返られようとエヴァはするが、失敗し、その肉体から七つの魔獣として世界を統治する力となった。
最愛の夫が生き返られない事により、こうして魔王エヴァは暴走しだす。
後にそれを止めるべくアダムとエヴァの3人の子は母である魔王エヴァを止めるべく戦うのであった。
七つの魔獣、それはどれもティラノサウルスの姿を持つ。
最愛の妻を守り抜く意思、アダム自身その者の本当の意思である憤怒のアレックス
憤怒の魂に引き寄せられ契約するとされるアレックスの炎
緑の炎を燃やす嫉妬のファントム
色欲の桜の色の炎の木ノ葉咲耶
もう一つの勇者として期待される怠惰のセイバー
愛する妻のもたらした魔法により故郷が滅ぼされた事でその憎しみで変わりに自分が受け取り死亡した事による刺した者への少しの怒りと刺したものが抱いた世界への憎しみから出た怒りが融合し生まれた、傲慢な心から出来た黄金の珊瑚の涙と契約した悪魔の子天上黄河
となる。
魔王エヴァは生涯最後まで亡き夫のアダム王の事を愛していた。
こうした出来事の中、魔女狩などの悲劇を引き起こすのだがそれでも
世界は次元の王の世界へと再びなり始める。