恐竜ブログ図鑑

 



恐竜は陸上を歩いた動物の中で最大でした。
その体重は70キロを超え陸生哺乳類では成し遂げれなかった記録を誇ります。
絶滅した真っすぐな牙を持つゾウであるパレオロクソドンでさえ22トンであり、ティラノサウルスを超えますが、その体重をはるかに凌駕しました。
しかし大きいものもいれば小さなものも存在し、アンキオルニスのような中生代で最小の恐竜でその体重は1キロ未満でした。
恐竜と言えば巨大と言うイメージですが実はそれは竜脚類というグループと鳥盤類の例外とも言える者たちだと言えるでしょう。

今回はその中でも巨大となった竜脚類のパタゴティタン・マヨルムを紹介します。



中生代、白亜紀後期、竜脚類、ティタノサウルス類、パタゴティタン・マヨラム

 



アルゼンチン・パタゴニア・チュブ州のセロバルチーノ累層で農家のアウレリオ・ヘルナンデスにより発見された新たなティタノサウルス類の竜脚類の属である。



全長約37メートルの巨大恐竜である。
体重69.1tとされ、長い首と長いしっぽで体のバランスを支えていました。


前側に突起があります。
肩甲骨の外側に二本のリッジがあり、ここから筋肉の付着部分を分け下側のリッジは他の仲間の竜脚類にもみられますが上側のリッジはパタゴティタンにしか見られない特徴である。



また後ろ足にしか爪が無いみたいだがこれは歩くのにバランスをよくするためだと推測します。
またこの後ろ足で地面に穴を掘り自分の卵を埋め温めたと推測されます。


大型の恐竜は自分で卵を温められず、地中の熱を利用して温めました。
こうして生まれて来る子はほんの小さな状態でありながら親とその姿はあまり変わらないけれど、大きさは一万6000分の大きさです。




生まれて間もなく小さな赤ちゃんは自力で過酷な生存競争に生き延びなければならず、豊富になる植物を食べすぐに大きくなる必要がありました。
こういった生存のカギとして葉を丸ごとかみとって飲み込み強い胃袋で
消化し続けるという事です。


ハドロサウルス類などと違ってよく噛んで食べずに飲み込む事でより多くの食料を短期間で多く得てすぐに巨大化できるようにしました。


ただし消化するのに約10日はかかるため常に食べ続けなければならないのですが。
こうして巨大化する事により骨は軽いが長い首と長いしっぽを扱うのに適した体となり成体になってもより大きくなり続けられたと推測します。

 



心臓は6秒に一回鼓動し巨大に流れる血液を満たします。
鳥と同じ呼吸システムを持ち、息を吐いても常に新鮮な空気を入れる事が出来たため、効率的に酸素を取り込む事が出来て巨大化を支えました。

 



しかしながらその巨体は豊富な地球の食料資源と酸素濃度の高さだけでなく地球の重力が今よりも軽かったという説も挙げられるほど、この巨大な恐竜の存在は古代に大きな謎とロマンをもたらしてくれます。





しかし。

大型の草食恐竜であるパタゴティタンであっても、狂暴な肉食恐竜、ティラノティタンというティラノサウルスに名前が似ているけどアロサウルスという違う系統の肉を切り裂くのに適した歯を持つ大型肉食恐竜に襲われた形跡がありました。



まさにフリーダムな強さであるティラノサウルス

 

に匹敵したティラノティランは パタゴティタンにとって恐ろしい天敵であっただろう。


それでもパタゴティタン・マヨルムはその巨体を持ってティタンという巨人の名のごとく地上を優雅に支配しました。
 

 

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肉食恐竜がやっぱ一番好き

 

 

 

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