恐竜ブログ図鑑



中生代白亜紀前期、肉食恐竜 フクイベナートル

日本で発掘されたテリジノサウルス上科との近縁性が指摘された肉食恐竜である。


学名を日本語に意訳すると「逆説の福井の狩人」といったところである。

嗅球が発達しており、現生の鳥類と異なり当時の獣脚類恐竜が嗅覚に頼っていたことを示唆し、感覚器官の進化過程も示唆され、大鷲のようにフクイベナートルは匂いをかぎ分け小さな獲物の位置を特定し瞬時に襲い掛かったと思われる。



系統はテリジノサウルス類の起源に近い位置付けとなっていてテリジノサウルス類が肉食から植物食へ適応した過程の手がかりとなる可能性がある。

 

 



歯の特徴から雑食の可能性も指摘され、こうした事は当時の環境下での変化が大きく関わっている。

長らくドロマエオサウルス科と思われてきたが、ベイピャオサウルスやファルカリウスなどとの類縁性からテリジノサウルス上科との近縁となり。


地上最強の生き物とよばれた大きな恐竜達の住む時代に巧みな生き残りの能力を発揮、困難な環境下で立ち向かったのであった。

 

 

 

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