デイノ二クスVSサーベルタイガー|金曜恐竜解説

恐竜ブログ図鑑


恐竜対哺乳類。


どちらも地上を支配していた生き物で、喰うか喰われるかの残酷な世界から生き延びるためどちらも独特の進化をしてきました。

 


捕食者とそれらから身を守る生存手段、そして環境下での生存。


まさしく生命は生きるために進化してきたのです。

 

 


今回はそんな恐竜と哺乳類の中の捕食者同士の対決を考えていきます。




デイノ二クス対サーベルタイガー


肉食恐竜のラプトル族は運動性に優れた種が各地に行けるようにし汎用性をより高めていた。

白亜紀前期 北アメリカ、竜盤目ドロマエオサウルス科デイノ二クス

ラプトル族を代表するジュラシックパークシリーズでヴェロキラプトルとして活躍した大人気の恐竜だ。


全長:3.5メートル、体重:100キログラム


15センチに及ぶ後肢の第2指の大きな鋭い鉤爪(シックルクロウ)が特徴

単独で行動したなど考えられたりしますが、本種に襲われたと見られる植物食恐竜テノントサウルスの化石が発掘されている事からある程度群れを作り行動する凶暴な捕食者だったと私は考えている。


しかしながらオス同士の縄張り争いなどで対決する場合もあっただろうと考えている。


骨格から敏捷に動き回れる恐竜であったと考えられ、運動能力は飛躍的に高かったと結論つけられ1964年の古生物学者ジョン・オストロムから恐竜温血説を唱えるきっかけとなった。


これが恐竜ルネサンスの始まりでありこれまでの恐竜のイメージを現代の恐竜の活発なイメージに変えた。
その後の羽毛恐竜の発見に伴い、最近では本種にも羽毛を生やした復元が一般的となっている。

ラプトルなど羽毛恐竜は飛行能力を獲得し、中生代の時代には歯があるがもうすでに現代の鳥と呼べるほどの種が存在し始めていた。



デイノ二クスなどドロマエオサウルス類の実践データを継承していくラプトル族の恐竜達
長きにわたり地球の覇者となるため、状況に応じた武装を駆使して戦うのであった。







漸新世後期から更新世、ネコ科剣歯虎サーベルタイガー

猫科の初期の系統の重量級として登場した、漸新世後期の剣歯虎の肉食哺乳類である。


ずんぐりした四肢から下半身が筋肉質であり、攻撃力が向上している。



主に動きの比較的緩慢な大型動物(マンモスなどのゾウ系統やサイの類、メガテリウムの仲間など)を相手にする、大型の獲物専用機である。

 


 
遠距離から獲物との距離を徐々に詰めていき不意打ちで大型の獲物に飛び込み脚部の鋭い爪で格闘戦に持ち込み、頭部の長さが24cmと、口元からはみ出る程長い2本の牙で獲物の急所に突き刺す。

その牙は長大だが厚みはあまりないため、噛み殺すというよりは、柔らかな首に噛みついて器官や血管を切断させることで失血死させたものだったがスミロドンの骨には損傷が目立つので、絶大な戦闘力を繰り広げた。

マンモスとの戦闘では相手を瀕死状態にまで追い込んだ。
複数で大型のマンモスを倒して一斉に襲う姿はまさにブルデュエル
を襲うバクゥケルベロスハウンドを思い出させるトラウマである。


しかし地球環境の大きな変化により大型の哺乳類種の減少からオオカミや汎用性が高いライオンとの生存競争、


また初期人類が武器を扱いハンターになってから獲物への取り合いでの競争に敗れ絶滅してしまったと考えられます。







デイノ二クス対サーベルタイガー

 



まず素早さではデイノ二クスが有利ですが前足でのパワーと一撃必殺の威力の24cmにもなる鋭い牙の攻撃力を持つサーベルタイガーが有利でしょう。


そもそも大きさがほぼ互角でありますがサーベルタイガーは自分より大きな獲物を狩るギガノトサウルスなどと同じく大型専門のハンターであるため、サーベルタイガーに飛びかかられ倒されるとデイノ二クスであっても大いにやられるでしょう。


デイノ二クスも群れを成し自分より大きなテノントサウルスをしとめました。


15センチに及ぶ後肢の第2指の大きな鋭い鉤爪(シックルクロウ)でサーベルタイガーと距離を取って傷をつけたり、サーベルタイガー同様に飛びついて噛みつけば勝てるかもしれません。
デイノ二クスの咬合力は4100N~8200Nとハイエナレベルなのです。
しかし急所にうまく噛みつけなければサーベルタイガーの圧倒的なパワーで押し返され逆にサーベルタイガーの牙で貫かれてやられたでしょう。



これはデイノ二クスがハイエナでサーベルタイガーがライオンよりちょっとばかり力強いと考えれば力の差は歴然ですかね。

そうであってもサーベルタイガーは木や高い場所に飛んで、様子を見ながらデイノ二クスに飛びついて一気に仕留めると思いますので、まず群れで行動するデイノ二クスが単独で仕留めるサーベルタイガーとのタイマン勝負ではデイノ二クスでは分が悪いでしょう。


それでも大きな獲物に飛び込んでしとめる両者は


まさに最強のハンターの名にふさわしい活躍を見せつける生き物であった。



 

 

 

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