珊瑚の伝説 逆襲の黄河 四十一話 (百六十九話)未来ラウル編 悲劇


黄河がマジの本気で

天元邪王神眼 奥義 雷鳴の逆鱗 (らいめいのげきりん)でアレックスを貫いた

それは髄まで電撃が届き渡り痺れるものだった


ドカーン!!!
 衝撃波が飛びそこにシラヌイで胸を刺されるアレックスの姿があった

そこへ まさか あれはとラウルが姿を現しその光景を見ていた

 

黄河が心臓は貫いた もう終わりだと言う

 

アレックスが やはりな この命 終わっても 俺の意思は継がれる

そういうと

ものすごい衝撃波がアレックスのからだから放出されるのであった

貴様 まだこんな力をと驚く黄河に

アレックスが黄河にこの時を待っていたんだ!!!と叫んで

お前にはこれしか手段はねぇんだろ だったら受けろ!!!

俺の 気迫だ!!!この気迫を !!と体を貫かれながらも全力で叫んだ


 

アレックスが黄河に ものすごい気迫の破棄を与えた

黄河が こいつはっと驚き刀を手から離して アレックスの近くを離れ

ようとするもアレックスは離さない

こいつなんて力だ 賢者の石を自分のものとしたはずのこの俺を凌ぐと

言うのかと驚く黄河に

俺の意思は語り継げよ 
そう言うと

うぉーーーーっと叫ぶアレックスは 最後の光をと叫んで からだが赤

く光り出し ソウルインフィニティファイナルエクスプロージョン!!

!と叫んで
そのまま大爆発をするのだった

ドカーンと大爆発で周囲にものすごい衝撃波が響き渡る

アレックスが爆発の中でさらばだ 珊瑚 それと凛よ 世界を頼んだぞ

と思って


アレックスのからだが灰となり変わる

 


その光景を明石宏は見るのだった

ドカーンと大爆発を起こした
それは同時にアレックスの最後の光である


アレックスの脳内でウリンの死への記憶を思い出す
 アレックスが珊瑚 ごめん そう思って
アレックスはそのまま灰となり珊瑚の涙が落ちるのであった
アレックス死亡


 

凛 があ、ああ… パパ そんな 嘘でしょ!! その光景を見て悲しみ

涙する
 パパーと泣き叫ぶ凛

凛があの時 出来た あの力がもう一度できればと叫び思い出す

凛 回想 ロシュー戦での戦闘エピソード

時間逆戻り


ロシューが次元を支配する王であるこのロシューに牙を組むからだと叫び
爆熱 大恐竜爆龍拳を放つアレックスに対して 
世界は俺が正すと叫びアレックスを ロシューが抜刀 天元邪王神眼 奥義 凪祓いでぶった斬るのであった

しかし


そこへグサリとロシューにロイヤルカリバーが刺さる
それと同時に
ロシューがアレックスを抜刀 天元邪王神眼 奥義 凪祓いでぶった斬る前の時間が戻り出す

ロシューがアレックスを自身の領域展開内部に入れ対応していた時の時間が逆再生されるのだった

まさか これはと驚くロシュー


凛だった

私もいることを忘れないでよと叫ぶ凛

 

ロシューが俺が戦っていた時間が逆行したのか このレジェンドワールドが!!!と驚く

まずい 全てが元に戻ったと叫ぶロシュー

回想終わり


凛がこの時出来た力が今できれば!!!!

しかし

なぜだ なぜあの時の力が出せない!!私はぁ!と叫んで凛は自分の力不足を嘆いた

 

 


ザオクが黄河と刺し違えたのか… 

ザオクはどことなくすごく儚い顔をしていた

 


 しかし黄河は無事だった

驚いたぞ 最後に最後でこの俺を殺しにきやがったなと焼かれたからだ

が再生する黄河
まさに不死身だった

 

黄河 ふふ、はっはっはっは、驚かせやがって !!! やった、ハーマイオニー、やっとこれで また、あっはっは… 

 

珊瑚 があぁ…あなたぁぁっっ!!と叫ぶ

明石宏がその光景を見て 父さんをよくもぉぉ!!!と叫びつつ 黄河

のところに剣を抜いて向かうのだった

黄河がほう 探す前に出て来てくれるとはな!!!と言ってラウルの炎

をまとったダスプレトカリバーをシラヌイで受け止める
てめぇ はどれだけ奪う気だ天上黄河と怒鳴り睨み明石宏がブチギレて

ものすごい衝撃波を放ち黄河が持つシラヌイを吹き飛ばし 黄河をその

ままぶった斬った

なぁにぃと驚く黄河は斬られる

ラウルがてめぇは俺を怒らせた ぶっ殺すとマジギレし黄河に
炎をまとった巨大な剣 爆熱 ギガフレアブレードでドカンと一撃黄河

を貫くその瞬間

 

黄河の邪魔はさせないと仮面の男が現れ明石宏の攻撃を防ぐのだった

貴様 邪魔するなと叫ぶ明石宏はそのまま仮面の男をぶった斬ろうとす

る刹那

いけないなぁ それでは俺を殺すことはできないぜと瞬時に傷を再生し

て明石宏の 炎をまとった巨大な剣 爆熱 ギガフレアブレードを受け

止めるのだった

明石宏が貴様 どういう次元にと驚く明石宏が驚き恐怖する
黄河が恐怖だろう? だが
おれは

恐怖の克服こそが生きていることの実感なのだと感じるぜ!

 世界の頂点に立つ者なのだから!


明石宏が逝かれた思考の奴になったなてめぇ!

 だがなぁ てめぇは俺の本気を見る時がてめぇの死を迎えるときだと叫びものすごい炎と衝撃波を放つ

明石宏がこいつ 本当に黄河なのか
そう言いながら 思い出す

未来ラウルを過去へ送る回想


未来赤城が
ラウル、あなたは変われ。変われなかった、私の代わりに

何をというラウルへ


ラウル あなたは光だ
哀しみすら糧として、道を照らせ。

過去へ行け そして過去の私と二人で!!!


回想終わり

 

 

凛が その光景をみて なんだあの少年は それになんという強さだと

驚く
ザオクが報告にあった例の少年か!と言う


しかし やめておけ これ以上の戦闘は無意味だと仮面の男が明石宏を

ぶっ飛ばすのであった


畜生 
こいつ邪魔するなと激怒し涙する明石宏に 

黄河も あまり調子に乗るな お前の計画は今はそうではないだろう?

と言う仮面の男ゼロ


しかし黄河が明石宏に凛を連れて行く 邪魔するなら殺してやるさと睨

ラウルが負傷した凛を確認して まずい 姉さんが連れてかれると言っ

て紅蓮珊瑚礁を出して 姉の凛を包み込んだ
父の珊瑚の涙を包み込む


どういうつもりだ貴様と言う黄河

凛がなに なに なにこれと驚くまま紅蓮珊瑚礁に包まれる

明石宏がせめてもの抵抗だと叫ぶ

すると明石宏はものすごいさっきと気迫がものすごい勢いで地球全体を

揺らした

黄河がなんだ こいつ こいつからさっきのアレックス以上 いあ 今

まで相手をした中で一番強大な力を感じるのかと心の中で思う

仮面の男が本気を出してきて悪いが こいつはもらっていくよと紅蓮珊

瑚礁を破り負傷した凛を掴みとる
凛がえ? どういうこと?となる中飛ばされるのだった

それをラウルがやらせんと迫るも黄河が邪魔をして
ここであんたを殺す その前にここをどけと迫る

しかし黄河がやってみろと叫び明石宏を吹き飛ばすのであった


仮面の男がわかったら撤退だと言って黄河とザオクとともに消えるので

あった

明石宏がなんて速さだと気がついた先にはもういなかった
ねぇさん まさか ちくしょうと叫ぶ

明石宏は怒りのためか 父さんと怒鳴りつつ地面をおもいっきり叩いて

地面がものすごく割れるのであった


よく見ると 父さんの珊瑚の涙は無事だった
奴らめ せめてこれはでは無事で何よりだと言い父さんの珊瑚の涙を手

にする明石宏だった


その 光景を珊瑚が見て あの子 もしかしてと呟く

 
そこへ駆けつけたポリスの艦隊と鬼助が来てくれて
明石宏が何があった 敵は蹴散らしたのか?と鬼助に聞かれ

あー もう どうしてだよ 父さんと泣き崩れるのであった

 

場面変わり

響がソラと凛が例の仮面の奴に連れてかれたのかと騒ぐ

何が目的なんだよ敵はと叫ぶライド

場面変わり

 

珊瑚の艦の内部で明石宏は母珊瑚に極秘として
信じられないかもしれないけど聞いてください
自分は未来から来たあなたの子 シバサキ・ラウル・グレーデンですと

変更

「シバサキはカタカナにする 。また聖書の完成番では使われない名前に。」


話すのであった

珊瑚は驚いた顔をするも
本当にラウルなの?と聞く

明石宏がはい 誕生日は3月6日 父と同じ血液型で 俺の本来の世界

では妹のルカのためにめちゃくちゃにされた世界を取り戻すためにこの

世界へやってきましたと話した

そんな未来からやってきた息子のラウルに珊瑚が 旦那から裏で協力者

がいると聞いてきたけど それがあなただったのですねと聞くと

はい 俺は母さんや父さんが表舞台で戦っていたこの歴史の裏で ポリスや赤城さんなどいろんな方々の協力を受けながら ラウルと言う名を

捨て明石宏として極秘で今まで活動してきましたと話した

未来ラウルのそばにホシという愛犬がやってきて ホシはなんのためら

いもなく未来のラウルに甘え撫でられるのであった

珊瑚がその光景をみて

本当にラウルなのね この姿をみて信じられないけど真実だとわかるは
だってあの子そのものだものと言って涙するのだった

そして珊瑚が聞かせて あなたのこれまでのことをと聞くのであった

 

 

未来 ラウル編 一話 悲劇

 

時代は二期の後のころ


ラウル 今日はこんなに服を汚して はやくこっちに来なさいと母の珊

に言われ向かうラウル

 


季節はとても熱い夏

幼いときの自分が

妹のルカといっしょになって砂場で遊んだその日は最高に幸せだった

ルカが兄ちゃんまだ私は遊びたいよと言いはしゃぐルカ

ダメよルカ 今日はおしまいねと言いしつける珊瑚

そうだよルカ はやく帰って今度はいっしょにお風呂入ろうと言うラウ

そうねあなたたちがお風呂入っているあいだにお父さんと私がとても美

味しいデザートを作ってあげるからねと優しく言う珊瑚

よーし 今日は姉ちゃん以上に食べるぞルカとはしゃぐラウル

ルカが兄ちゃん食いしん坊だもんねとはしゃぐルカ

家に帰り 父さんが出迎えて おいお前ら すごく服汚すほど遊んでき

たな 父さんの力作の料理を食べる前に風呂沸かしといたから入りなと

飲み物を3人分差し出して言った
ありがとうあなたと受け取り 珊瑚はさっと飲み物をラウルとルカにわ

たした


しかし平和になるものだな 凛も中学生だし ラウルももうすぐ小学生

かっ
 はやいものだなと言う

珊瑚がそうね それもあなたや凛やみんなが頑張ってくれたおかげです

よと言って微笑む

ルカが でもまた戦争にならないよねと言う

ラウルが大丈夫だぞルカ 戦争にはお兄ちゃんが絶対にさせねぇから安

心しなとどんと構えた感じで言う

その日 僕たちは幸せな日常を過ごしていた

それから 世界にまた戦争と言う悲劇が襲うこととなってしまった
ポリスやプロフェッショナルGBと言う組織のぶつかり合い それとその

裏に潜む黒幕 まだこの頃の俺にはまったくわからない驚異の敵の存在

だった

そんなある日 父は死んだ

ルグレス・テキーラ

というやつと戦闘して心臓を刺されて殺されたそうだ

父さんの死ぬところをこのときの俺とルカは見ることもなく 預けられ

たブリオン軍の本部の地下の施設で知らされるのである

この時 見せた俺の驚きと混乱 うわぁーーと心の底から叫んで泣いた

叫びは今でも忘れない
たけどルカは以外にもそんな俺を落ち着かせようと優しく
大丈夫だよ 大丈夫 だから 落ち着いていつものお兄ちゃんになろう

と必死に支えようとしてくれたんだ

この時 俺はそんな妹を絶対に守んなきゃと誓ったんだ

俺は 何があっても 妹をと 

だけど不幸は加速しだす

幸せが壊れるとき はいつも一瞬で 幸せがいつも当たり前で気がつか

ないものだと教えてくれる一方 この世界が地獄と瓜二つのものだった

とわかる瞬間でもあるんだ

姉の 凛が黄河とともに戦闘して黄河に勝利するも 止められない 止

められないと言って黄河のからだから飛び出た黒い影を自力で防ぎ出す

すると それは世界を覆い被せる勢いで現れた

姉の凛がやばい 本当にまずいからみんな下がってと全力で叫ぶ

するとレインさんが俺と手を握っていたルカをつれて避難してくれた

レインさんがお前たち 生き延びるよと必死に飛んで避難していたのを

俺は覚えている

ルカが兄ちゃん 怖いと言って怯えて震えていた小さな手の感触を覚え

ている

そこへ姉の凛がものすごい速さで到着して ラウル あなたは希望よ 
絶対に生き延びるのよと言ってレインさんと俺とルカを持ち上げてスピ

ードが加速して 崩れた瓦礫をぶっ飛ばして道を開いてくれた

そして地下のシェルターに避難できた

この時 姉の凛が 俺に ラウル あなたならこの世界を変えられるか

ら信じてるよ 私の誇りの弟だもの ルカをお願いねと優しく微笑んで

飛び去って行ってしまった

そして地下のシェルターに避難したあと 数時間後

世界は 未来から来たとされる驚異のもの ゴクアックとよばれる怪物

に支配されたと知らせが入るのであった


世界は 世界はもう終わりなのかと絶望する俺

しかしレインさんは俺を殴り 絶望する理由を世界のせいにするな
惨めったらしく嘆くのをやめろ
そんなことをして世界が元に戻るならば私たちの世界は破壊されてやい

ない

今ある未来を絶望とするか 希望にできるかはお前が握っているんだぞ
あの英雄のアレックスの息子で凛の弟ならばきっと奇跡は起こせると言

ってくれたのである

それでもこの時の俺は そんなこと僕が言われても どうしようもない

よとただ泣き叫ぶだけだった

だけどそれをルカが僕の手を握って 諦めちゃダメだよと必死に前を向

くように言ってくれたのを覚えている

ルカがそんな僕に
寒いのであればわたしに触れてください!人の体温は涙に効くって
お母様が教えてくれましたと言って必死に手を握って慰めてくれた


この時のルカの真剣な顔は 俺を後ろから前に踏み出してくれたものだ

ったそれと
この時のレインさんが誰よりも本当に辛いことを俺は後に知るのであった