珊瑚の伝説 逆襲の黄河 二十六話 (百五十四話)因縁


アレックス達がクロス王国内部で戦闘中 その間
黄河は因縁の対決を繰り広げようとしていた


黄河がギルバートと仮面の男ゼロとともに明石宏が持つロイヤルカリバーの反応を手がかりに飛んでいて 天上界の儀式の場所 今は荒れ果てているところへたどり着いた


ギルバートがこれから因縁の対決に行くと言うのに無表情で冷静な黄河に 緊張はしないのかい?と尋ねる

黄河が何も答えずただ前を睨みつつ歩く

赤城は近づいてくるものの気配を察知し 赤城に尽くしてくれる カナヲとアオイのような女の子二人に あなたたちは今すぐここから逃げてと優しく微笑んで言う

赤城様 さっきのことと良いあの方が行ってなされたのですねと聞くアオイのような娘にカナオのような娘が黙ってアオイのような娘の手を取り 彼なら大丈夫です それに彼のためにあなたたちは尽くして上げてくださいねと優しく微笑みながら手紙を渡した

出て行くカナヲとアオイのような女の子二人 
 宿命の時が来たのです と言って どうかご無事でと悲しそうに言って出て行った

赤城が時が来たのですね 黄河と呟く


ギルバートがふと黄河の情報を思い出す

天上黄河

父は天上の血筋であるが 
黄河の父は天上家としてブリオン軍に独立戦争を持ちかけるなど 本格的クーデターを起こそうとしていた
ネスト連合のフレームドール隊としてネスト連合と協力して

その頃アレックスは当時いたブリオードとともにその件を解決しようとしていた中で 黄河の姉 赤城を天上家のクーデターを止める大作戦に参加させた
しかしそれが大きな戦いとなり天上家は壊滅し同時にブリオン軍も多大な被害をもたらす結果となってしまった

それ以来生き延びた黄河には本当の真実を明かせずアレックス直属の部隊が見守る事となる

しかし 黄河に次第に真実が伝わる事となる
姉赤城の登場である
それからグロンドルフによる内通者からの証言での真実 それらの真相から黄河は自分がブリオン軍とアレックスが信じられなくなり 怒りと憎しみに抱かれるようにネスト連合側につき裏切る事となる


現在 黄河は赤城と戦い始めるをの見てギルバートが因縁かと思うのであった

 


ギルバートが黄河の天元邪王神眼を発動している姿を見つめ 嵐が来るぜと言った

どうやら追っていた反応が突然消えたようだが それでも俺の倒す敵がいるからお前らは見学していろと命令する黄河である


赤城の気配を察知した黄河は 

 


そこへ赤城が現れて お前はどこまで見えていると言った

あんたの死に様だと言って睨む黄河

そうか 私への殺意はよくわかったと返す赤城
じゃあ と言うと黄河の後ろに素早く回り込んで

再現してみろと言って刀を抜いて斬りかかる
黄河も紅蓮カムイを抜いて刀と刀がぶつかり合う

蹴り付ける黄河にそれを対応する赤城
とっさに黄河を掴み投げつける赤城

体制を整え黄河が天元邪王神眼の電撃を腕にまとった拳で地面を流す

天元邪王雷龍拳(てんげんじゃおうらいりゅうけん)

流れろ赤い電流と叫ぶとドカーンと地面に衝撃波が響き勢いよく電撃が赤城に流れて来るので赤城はそれをとっさにジャンプで避ける

もらったと黄河が赤い電撃をまとった紅蓮カムイで赤城を突き刺すのであった

天元邪王雷貫砲 (てんげんじゃおうらいかんほう)
最後に貴様 明石宏とかいう奴の居場所は知っているか?と聞く黄河 
しかし赤城のそのからだは炎の分身だった

この分身は実態があると言う黄河の目の前に
赤城が別の場所に立っていた

赤城が明石宏と言う人は知らないと返す赤城に

嘘をついているなと言う黄河が赤城の後ろに回って赤城を再び天元邪王雷貫砲 (てんげんじゃおうらいかんほう)で突き刺した

 

さらには

天元邪王神眼 千重牢 (せんじゅうろう)で

 
赤城が逃げられんように赤城の体に鎖で縛られる


あんたはただでは殺さない 質問に答えろ 明石宏は今どこへ行った?
 これは幻術だった

その光景を見ていたギルバートが この力 大罪教のあやつのものか いつの間にと驚いていた

赤城がそんなことを気にするのかと言う赤城に あんたの次にそいつを殺す どこに行った シバサキ・ラウル・グレーデンは?と言う黄河である


赤城が動揺し始める

赤城が黄河に誰もが己の知識と認識に頼り縛られ生きている だけどお前はそれに頼りきっていないみたいね 

本当に あんたは知り過ぎたと言う

黄河が赤城が襲っていたあの日のことを思い出す

あの日のことは忘れない それだけは現実だったと怒る黄河


炎に燃える千本の重たい槍を赤城にぶっ刺した

 

 


ぐはっ  と苦しむ赤城

 無残にやられて苦しめと嘲笑う黄河

しかし 

赤城が突然冷静になると それはまた残像だった

しかし黄河が斬撃を飛ばし赤城を弾き飛ばした

今の俺の眼は昔とは違う

相変わらず上から目線で可愛くないな
それも私たち元王族で零様の血筋だからだと思うと納得だなと言う

黄河が赤城のその言葉を聞いて 俺たちがあの零様の血筋だと?と聞く

真実だと言う赤城に

だからなんだと言いたい?と聞く黄河に

そうね
だけどとりあえず受けっておいてねと返す赤城

黄河が全てはこのためだ
たどり着いた
目的を果たす時が来た

赤城があんたには私を倒すと言う目的だけのようだけど私はそうはいかないと返す赤城

あんたはの野望はここで潰えると言う赤城である

 

ものすごい衝撃波を両者がぶつけ出す

 

 

場面変わり アレックスは現在 ウォッカと激戦をまだ繰り広げていた

 

凛のやつ 外へ出たと言うことはここもものすごい衝撃で出れるんだろ?と聞くアレックス

 

ウォッカがうぃーーーッ!!!心配するな ここは結界のこいところだから安心して戦えるぞと言って迫るのであった

ウォッカはアレックスを掴むが 俺を掴むとやけどするぞと言って炎をまとってウォツカがうぉーーー 熱っちいぜと言ってすかさず投げ飛ばす
アレックスは体制を変えてくらいなとばかりにウォッカにドカンと大恐竜拳を当てるのである

しかし あまり効いていないようでウォッカは大丈夫な様子だった

 

いいねぇ 今の闘気はと言うウォッカが
お前強いなと言うアレックスに なあなあ 俺が好きな恐竜はなんだと思う?と聞くウォッカ
戦闘中に質問かよと言うアレックスに


俺が好きな恐竜はグリフォンだぜと言ってドカンと大恐竜拳のように闘気をグリフィンの形のようにしてアレックスを殴った
その攻撃で
叩きつけられ場外へ吹き飛ばされるのだった

しかし闘魚がいるとこに落ちる前にやべぇと言って体制を変えて

ウォッカにならこれはどうだとジュラシックメテオをぶっぱなすのであった

うぉーーーーっ熱い熱いと言ってそれを気迫で押し返そうとするウォッカ

すると 根性だ!!!!と叫んでそいつを吹き飛ばすのであった

ドカーンと天上にあたり爆破する
しかし結界が壊れなかった

今の攻撃でもダメかと言うアレックスであった