機動人間兵器ポケピースZ

第XXX話 


ブリオンとネスト連合との戦争終結から6年 両者で行われた武闘大会イベント中にインベーダーと言う組織が偽珊瑚を使いアレックス達が集めたポケピースをすべて強奪され凛とザオクが戦っていた最中事件が起こり混乱の中に入れられる
凛はザオクが実は所属していた半ネスト連合組織 インベーダーを追うためもう一度フリーエンジェル部隊の一員として参加する 父アレックスも今回ばかりは加わる中組織の工場内部でかつての四章のカイオウの残党である黒ひげやその仲間であるドクラペッコが闇の組織として擬似ポケピースや人体実験を行っていたと言う事を知る かつてのキシリアンという組織に出てきた強化能力者達のデータがそこにあった
それからレッドウルフの過去やら楓やらの事件を終えアレックスはドクラペッコと戦いそこで赤城と出会うアレックス 赤城はドクラペッコとの戦いで私はグロンドルフの配下であったが今は自由の身だと言ってアレックスに加担しその後弟の黄河を止めると言って去るその後赤城と黄河が戦う そして黒ひげを追うと黒ひげと共に天上黄河が現れる

アレックスは天上黄河と戦うのであった

機動人間兵器ポケピースZ アレックス散る


ネスト連合の現在の議長 私は今こそ皆さんに知っていただきたい。こうして未だ戦火の収まらぬわけ。そもそも、またもこのような戦争状態に陥ってしまった本当のわけを。
いきなり演述が始まる世界

日本のブリオン内部では
ハヤテ&ソラ え?
黒ひげ なんだこれは!?
カノン 何か仕掛けてくるのか?


珊瑚 どういう事?
凛 これは一体?

 

 

放送局では
あ、クリス。
クリス どういうことなのあれは?議長は何を…
サンダース 私もこんな放送のことなど何も…


偽珊瑚 ですが!このままではいけません!こんな討ち合うばかりの世界に、安らぎはないのです!果てしなく続く憎しみの連鎖も苦しさを、わたし達はもう十分に知ったはずではありませんか?

 
議長 なのにどうあってもそれを邪魔しようとする者がいるのです。それも古の昔から。


議長 その背後にいる彼等、そうして常に敵を創り上げ、常に世界に戦争をもたらそうとする軍需産業複合体、死の商人、いいえ 我々人間そのものなのです
その中で能力者と非能力者との争いでもちいられる武器 能力者となれるポケピースの奪い合い そう戦争は奪いあいなのです しかしそんな戦争の中でポケピースこそが人類の戦争を終わらせる事が出来る鍵だったのです そうポケピースを集めそれが揃うとする時 インフィニットユニバースという奇跡の宝物として人類すべてを救う事が出来る力 そう それはおとぎばなしではなく現実に存在するものなのです だから私たちはかなり野蛮なやり方ですが一刻もはやくインフィニットユニバースを完成させ
もう二度と戦争など起きない平和な世界を気づけあげるべき立ち上がったのです
だから我々を阻害する者、世界の真の敵として我々を滅ぼさんとする者達と私たちは戦うことをここに宣言します!

 


凛「 こんなやり方は一方的なテロでしかない それとネスト連合側にも日本と深い関わりのある者もいる。いや、日本だけじゃない。彼等のグローバルカンパニーと関わりのない国などあるものか!それを皆巻き込んで 今度ばかりはまた戦争をしたいと言うのか?」

珊瑚「インフィニットユニバースが本当でもそれを信じている人なんてほとんどいないはず だけど議長はそれを完全に信じてここまでやってくると言う事は私達の戦力 アレックスや凛を理解していない訳では無いはず 議長の本当の狙いは何なの?」

議長 お騒がせして大変申し訳ない。だが私の想いは今の放送で申し上げたとおりです。再び手に取るその力が今度こそ全ての戦いを終わらせる為のものとならんことを。
我々はもういい加減、こんな人間の欲望の元に生まれる戦争システムから抜け出すべきなのです。我々の本当の敵はブリオンでも能力者でも非能力者でもない。だからインフィニットユニバースで終わらせなければまた繰り返しです。

 

 アレックス 一旦帰ろう 珊瑚
珊瑚 はい
 
アレックス 俺達の家へ。
凛 パパ…
アレックス 今までとは違う何かが大きく動こうとしてる。そんな感じがする 


ピピー 警報

前方と後方から敵艦接近!!! コレは 半ネスト連合の船です

珊瑚 なんですって!!!

それも コレは 海賊旗?
黒ひげの船と思われます

アレックス 凛 お前は船を頼む
凛 はい
アレックス お母さんを守ってくれ 俺は黒ひげを倒しに行くから
凛 わかったわ

半ネスト連合の船が襲ってくるのであった

 


珊瑚 どういうことなのこれは…
ライド まずいですよ!奴等のいいように追い込まれてる!
珊瑚 そのようね!でも何故連中が急にこんな…
ノイン どうやら完全に包囲されているようです。

 右舷後方より再びイガンテ8。フレームドール隊です
 更に十時方向より同じく飛行可能な機体が9!
 ミサイル来ます!
珊瑚 回避!

 

凛 くっそー!  

アレックス 俺はこのまま突っ切る 凛よ頼むぞ

凛 はい

 

オペレータA 目標、尚も西へ。
オペレータB 隊イガンテ全機被弾、帰投します。
黒髭 流石、今の時代を築いたアレックス率いるブリオンの組織だな。フレームドール隊では無理だ。このままあの少年に予定どうりやらせてるぞ
 
黄河はどうした
オペレーターA ええ 先ほど連絡したのですが 部屋からまだ出ていないとの事
黒髭 ぜはははは こんな時に何してるんだ?アイツは

ニコル ぁぁ… 黄河様

黄河ああ 今回もよかったよ
ニコルちゃんと全裸でベットの黄河

黄河そろそろ行くぞ 俺は俺の戦いを終わらせる

ニコル 負けないでね 

黄河 ああ 分かってる

今度こそ アレックスを 撃つ


整備員A お待ちしておりました黄河様 

十六夜 (イザヨイ)見た目浜風「遅いぞ 黄河 ザオクはとっくに出撃したというのに」

黄河「フン その分からなず奴を仕留めるさ」

 

銃を渡される黄河
黄河 俺にはこの刀さえあれば良い じゃあ行くぞ

黄河が出撃した

 

 

黒髭 空を飛行出来るなんて なんて時代となったんだ現代は?

アレックス 黒髭の船 撤退していく? 

しかし斬撃がアレックスに飛びそれを交わす

黒髭ではないな この斬撃!!!そしてあの瞳は 天上黄河か!!!

 

ノイン「アレックスの目の前にデカイ刀を持った奴がアレックスと戦闘 」

ライド「コイツ 黄河じゃないのか? 」


珊瑚「黄河!! なんですって!!!」

ノイン「しかし ここは凛に守ってもらわなければ我々は」

珊瑚「わかってるは 大丈夫 あの人は今度もなんとか生きて帰ってきてくれる 」


アレックス くッ! 凛が!!
黄河 逃げるな!

逃げるアレックスであったが黄河に立ち向かう事を決めてグレンドモードとなり大恐竜波を撃つアレックス しかし黄河はシラヌイで切り裂き迫る


アレックス 黄河め !今はお前と決着をつけている場合では無いんだぞ!

黄河「フン だったら死ねぇ!!!!」


 
黄河 へああぁぁぁ!
アレックス ぁ…
黄河のシラヌイを交わすアレックスアレックス
反撃に大恐竜弾を当てるも切り払われる
黄河 いっつもそうやって、やれると思うなぁぁッ!
黄河 種割れ 
アレックス うぅ…
シラヌイの刃をかろうじて避けるアレックス
大恐竜拳でシラヌイとぶつかる

 

凛「この感じ!! 黄河か!!! だけど今船を守らないといけないからそちらに行けないか!!!」

そこにザオクが襲いかかる
螺旋気功拳が凛をかすめす
ザオク「凛・グレーデン 俺と戦え!!」

凛「ザオク !!!悪いが今はあんたと戦ってる訳には!!」


ザオク「フン 今回は黄河がお前ではなくアレックスを殺したいという希望でね!!! お前の首は俺がとって良いって事さ!!!」分身するザオク

凛「黄河がパパを!」殴られる凛

しかし体制を整え分身の一つを壊す凛

ザオク「やはりそんな技では効かないか ならば俺の本気といくか!!」


ザオクはグレンドモードへと変身した

凛「私のライバルは今はお前かよ!!!」


ザオクは螺旋気光剣を出し凛のロイアルカリバーとかちあう
ザオク「不服か?」

 


アレックス うぅぅ…

吹き飛ぶアレックス

アレックス「黄河!!!お前は凛との件もあって俺はお前が憎い だが今は邪魔すんな!!」
邪王神眼となり闇の電撃に身をつつみ殺気を漂わせる黄河がアレックスに一撃
ドカーン
アレックス !くそー なんて速さだ
 傷つきながら避けるアレックス

黄河 うおぉぉぉっ!!
 逃がさないと言ったろ!
アレックスくっ!
シン あんたがハーマイオニーを殺した!とめようとしたのにっ!
アレックス うっ!

凛の方では

凛「ロイヤルカリバーとかちあうだなんて お前そんな強かったのか」

ロイヤルカリバーを手から離してしまった凛

ザオク「フン 笑わせるな!」

ザオクは螺旋気功剣で凛を上から斬ろうとする しかし

凛「オーバードライブ」


凛はザオクの螺旋気功剣をオーバードライブの翼で白羽取りした

ザオク「受け止めただと」

ロイヤルカリバーを引き寄せザオクに斬りつけるが分身であった

凛「分身だと!!!」


ザオク「念には念を入れておく事だ!! 」螺旋気功拳をくらいぶっ飛ぶ凛

凛 ぐはぁ

 

ザオク「甘く見たな!」

 

 

ザオク「とっておきがお前だけにある訳では無いんだよ」

 


ノイン 海岸線まであとわずか。
ライド 凛はザオクと交戦中 コレではアレックスの援護には行けません
珊瑚 私達はここは 振り切って!

凛が立ち上がり ザオクにやるなぁと言う

ザオクはフン そう来なくちゃと言う


アレックス「お前は まだそんな事を思っているのか!!!」

黄河「そんな事だと!!! 」
黄河はアレックスに闇の黒い電撃をあびせる
アレックス「コレは 邪王雷神撃」
黄河「だったらお前の一番大事な人も奪ってやる!!  」
黄河「さぁあんたを討つ!今日!ここで! 」
アレックス「黄河 お前の気持ちはわかった」
グレンドモード3となり電撃を吹き飛ばし抜け出すアレックス

黄河「とうとう来たか それなら俺があんたを本気で殺す」

天元邪王神眼で邪王神 雷神に包まれる黄河はアレックスの大恐竜拳とかちあう

ドカーン

アレックスが吹き飛ぶ

アレックスはグレンドモード3の俺の攻撃を!!と言うアレックス

黄河「俺は闇が見える アレックス お前の死という闇がな!!!」

黄河はシラヌイに雷神の黒い電撃をまといアレックスに特大サイズの斬撃を放った 
それは凛とザオクが戦っている所の付近を切り裂き地面に大きな穴が空いた

凛「なんて威力の攻撃!!」

ザオク「あぶねーじゃねーか!!アイツ!!俺の分身を数体壊しやがって!」


アレックス「ここ付近を消し去る気か!!!黄河!!!!」

黄河「本気でやれよ 」

そう言うと黄河がアレックスに邪王雷神状態のデカイ拳で叩きつけた

ドカーンとなって吹き飛ぶアレックス

ぐはぁ

地面に埋もれ穴が空いてしまった

黄河はまだだなと言って数発同じ所に攻撃する 

アレックスが出てきて お前!!!俺はここだと言うと黄河がアレックスに迫り斬りつけるがそれを交わすアレックスは大恐竜拳を黄河に浴びせぶっ飛ばす

空が割れる なんて衝撃だ と言うノインとライド

どうだ!!黄河 俺の本気の大恐竜拳は 流石に勝負あったはずと思ったアレックスに立ち上がる黄河

フン 流石あんただよ だけど俺はお前を殺す
傷ついてもなお黄河はアレックスに迫る ジュラシックメテオを黄河に当てるも黄河はつまらぬ攻撃だと切り裂き切り払う な!!!と言った刹那黄河のシラヌイがアレックスの肩を切り裂く

しまったと言ったアレックスを蹴り飛ばす黄河
ドカーンと吹き飛び地面に埋もれるアレックスに再び特大サイズの斬撃を放った 
アレックスは脱出し逃げるも責める黄河
アレックス「もう お前は消えて無くなれ」アレックスのジュラシックメテオを切り裂く黄河
黄河「お前の闇が見えた」
アレックスは黄河の雷神の特大パンチをくらいよろけ飛ぶ

その刹那黄河がアレックスにと止めを刺すためシラヌイで串刺しにするのであった

アレックスあ!
黄河うおぉぉぉっっ!!
アレックス うっ!
黄河 てやあぁぁっっ!!


ドカーン!!!
衝撃波が飛びそこにシラヌイで胸を刺されるアレックスの姿があった

アレックスの脳内でウリンの死への記憶を思い出す
アレックス;黄河 お前は俺と
血を吐くアレックスはそのまま海に落ちた

 

凛 あ、ああ… パパ そんな 嘘でしょ!!

ザオク おお やったな黄河…

 

黄河 ふふ、はっはっはっは、やった、ハーマイオニー、やっとこれで また、あっはっは…

 

珊瑚 あぁ…あなたぁぁっっ!!