さらば平成の夏休み 自由研究 トリケラトプスレポート
トリケラトプスは私が4歳のとき恐竜という存在を初めて知ったときに一番好きだった
恐竜です 今はティラノサウルスが一番好きですがトリケラトプスは二番目に大好きで
す
そんなトリケラトプスの魅力と強さを今回夏休みの個人的な課題として書いていきます
恐竜は1億6000万年以上にわたり地球上で繁栄を極めていた。
三畳紀 ジュラ紀 白亜紀 と3つの時代で栄えた恐竜 その中でもトリケラトプスは
強敵であるライバルのティラノサウルスの先祖と共に進化していきました ティラノサ
ウルスの先祖はジュラ紀に生息していたグアンロンという小さな恐竜です
当時の中国大陸の位置に生息していましたがこの恐竜の子孫達が世界中に繁栄していき
アメリカ大陸へと大移動しました しかしアメリカ大陸に渡ったグアンロンの子孫はそ
こで大型肉食恐竜 シアッツの驚異にさらされながらも当時同じく小さかったトリケラ
トプスの先祖とともに競うように生きて行きました
トリケラトプスの先祖とともにティラノサウルスの先祖は共進化と言われる形でティラ
ノサウルスへとなっていったのです トリケラトプスも負けじとティラノサウルスに対
一章二節 トリケラトプスの姿勢
最も多く発見されている標本は、巨大な頭骨である。成体の頭骨の長さは約2.5メート
ルで、その半分弱がフリルである。他のカスモサウルス亜科と同様に1本の鼻角と2本の
上眼窩角を備える。上眼窩角の長さは1.8メートルと言われる。 強力な四肢で重い体を
支持していた。トリケラトプスのようなケラトプス類の前肢の姿勢は、長い間物議をか
もしていた。肢は直立していたという考えは後肢に関しては議論の余地なくあてはまる
。 一方で、角竜の骨格に基づく研究では、ゾウのように手の甲を前にした直立状態で
前肢の骨を組みたてると前肢の関節が脱臼してしまうため、前肢の肘を横に張り出して
「這い歩き」するような姿勢であったという説があった。しかし、これはトリケラトプ
スの足跡化石には合致しないものであった。そして最近の研究では、トリケラトプスは
前肢を鰭脚類のように、手の甲を外側に向けて(人間で言うと小さく前に倣えをした様
鰭脚類(ききゃくるい)は、海生哺乳類のグループ
トリケラトプスも長いあいだ大きな謎があった恐竜なんです
二章一節 トリケラトプスの能力や生体 角龍の進化1
角竜類は周飾頭類とよばれるグループの中の一大グループで恐竜としては新参ながらも
個体数もバリエーションも膨大で大繁栄を遂げました その角龍の進化の歴史を紹介し
ます
最初は小さな恐竜から始まった
コリアケラトプスというちっちゃい恐竜 またインロンなど
様々な先祖からティラノサ
ウルスの先祖と共に共進化という形で進化してきました
2億年ほど前にトリケラトプスの先祖があらわれ
トリケラトプスの属するケラトプシア類の進化が始まる
最初は角が生えていない小型の恐竜であった 角龍のグループは意外にも角ではなくク
チバシが特徴なんです
日本でもトリケラトプス類の初期の恐竜ネオケラトプス類のアーケオケラトプスが兵庫
県篠山市の1億4000万年前~1億2000万年前の白亜紀前期の地層で上顎骨と歯骨の一部が
発見されました
コリアケラトプスは韓国の白亜系下部アルビアン階の岩石から発見された基盤的な角竜
類恐竜の属
尾椎の背神経棘と距骨の構造において特徴的で遠位の椎骨の一部では神経棘の高さが付
随する椎体の5倍を超えている。また他の複数の角竜類も尾椎骨に背の高い神経棘を持
っていたことを指摘している。この特性は角竜類の複数の分岐群にみられ、水泳のため
の適応として恐らく独立に進化したと仮定。李らの系統解析によればコリアケラトプス
はアーケオケラトプスとより派生的な角竜類の間に位置するようだ。このようにトリケ
ラトプスも先祖など詳細の事は確実には分かってはいないけれど複雑な進化の過程でト
リケラトプスへと進化したのです
しかも最初は二足歩行の恐竜からですので四足歩行のトリケラトプス科へと進化したと
いう事は竜脚類のようなからだの巨大化を選びティラノサウルスの先祖と戦うため頭部
の巨大化をさせ肉食のティラノサウルスの先祖と戦って強くなり進化していったのです
トリケラトプスは鳥脚類のカモノハシ類と同じく歯の特殊化が進んでおり歯をハサミ
のように植物を切り取って食べていました こうして栄養をうまく取り入れる事ができ
二章二節 トリケラトプスの能力や生体 角龍の進化2
大きな頭部はティラノサウルスなどの肉食恐竜から身を守ったり立ち向かうために進化
しました
大きな角は二本前に付いていてコレはサイのように走りますがそれ以上に群れを囲って
フリルでティラノサウルスを威嚇し防御したり突進するティラノサウルスを正面から受
け止め反撃するためのものです またティラノサウルスに深く突き刺さりやすくなって
います その角の一撃はすざましくティラノサウルスの命を奪う事もありました オス
同士の喧嘩のさいにも使われます
大きなフリルは角が衝撃などでかかる負担を逃がすためのものでもありより大きく見せ
るためとティラノサウルスの顎では弱点となる首周りを守る役割を持っていました
またステゴサウルスのスパイクのように興奮すると色が変わったりする説もあります
大きなフリルを支える首の筋肉はとても頑丈で強くうまく首を回す事ができる程
体重5,900 ~ 12,000 kgであり巨大なからだでティラノサウルスの地上で一番強い8ト
走る速度は32 kmとティラノサウルスの50 km
には及ばなくても十分ティラノサウルス
の素早い攻撃を受け止め返り討ちにできる程である クチバシも硬い果実を食べるため
かなり強い噛む力を持ちます
尻尾の一撃が強いアンキロサウルスは硬い鎧で防御に優れていますが知能が低くトリケ
ラトプスのように攻防安定しなおかつ動きやすい体のほうが子孫繁栄や生存競争に有利
なのです またトリケラトプスの角はとても硬く丈夫なのでアンキロサウルスの鎧も貫
通します 突き刺さればどんな相手も一撃です
生息地 ヘル・クリーク層(アメリカ合衆国)白亜紀後期約一億5000万年前
二章三節トリケラトプスの成長 さらばトロサウルス
トロサウルス属 がトリケラトプス属 のシノニムである可能性は、両者の発見当初か
ら長年議論されてきた。両者とも同じ地層から発掘される上、フリルなどを除いて形態
的な差異がほとんど見られないためである
またトロサウルスは完全に成長しきったと見られる不完全な標本が数個体分しか発掘
されないにも係わらず、トリケラトプスは成長段階などをも含んだ50以上もの化石が次
々と発掘されてきた。
こうした中、2010年にトリケラトプスの頭蓋骨の形態を、成長段階に従い数十個体に渡
って観察しなおし、トロサウルスと比較した論文が発表された
それによると、トリケラトプスのフリルの一部(後頭骨-鱗状骨の境界部分)は成長に
従って薄くなり、開口に向かうこと。そしてそうした形態がトロサウルスに非常によく
似ることが示された。
そしてトロサウルスはトリケラトプスの完全な成長しきった姿だという事となりトロサ
ウルスという恐竜はトリケラトプスとなったのである
目の上の角は生まれてから最初は小さかったけれど後方に向かい反り返っていくがだん
だんと前向きになる
フリルも大きくなりトゲは若い時に鋭いが徐々に目立たなくなり最終的にトロサウルス
となる頃には消えてしまう
このようにトリケラトプスは群れで生活するうえで非常にわかりやすくするために仲間
がどのくらいの年齢かどうか知るため年齢で大いに違うのです
三章一節 俺がトリケラトプスだ
トリケラトプスの魅力はなんと言っても大きな頭です
三本の角と大きなフリルはどんな恐竜の中で一番印象的で何より魅了されるものがあり
ます
トリケラトプスもティラノサウルスくらいに大好きです 私が幼い頃恐竜といえばトリ
ケラトプスの絵を描くくらい大好きでした そんなトリケラトプスは現代にはいないの
ですがサイという近い感じの動物がいます 私は草食の動物でサイが一番大好きです
サイは見た目はかっこよくトリケラトプスほどではないけど角を誇らしげに走る姿はま
さに美しい限りです そんなサイとトリケラトプスは草食の生き物の中で一番大好きで
恐竜の歴史は始めはお医者さんの化石コレクターのギデオン・マンテルからイグアノドンの指の骨の化石から始まり恐竜の化石を発掘する二人の愚かなライバル同士の激的な争いから戦争で惜しくも失われたスピノサウルスの貴重な化石などの事件がありティラノサウルスの名付け親 ヘンリー・オズボーンという偉大なお方や現代の恐竜研究をして偉大な成果をあげる素晴らしい研究者達のおかげで現代の平成最後の時代まで恐竜という何よりも感動できる素晴らしい古代生物をここまで知る事が出来ました この平成の時代の恐竜の歴史は羽毛の発見から恐竜の姿と色が分かったり非常に保存状態のよいミイラ化石が見つかったりとすごく変化した時代だったと思います そんな平成の夏はもう数時間で終わりますが私のこのブログを通して新しい時代の力になれるよう願います