役者をやってる上で観なければいけない映画というのが自分の中には沢山ある。
自分にとって映画を観るということは、勉強であり趣味であり仕事である。
そんな観るべきリストの中から前々から観な観なと思ってた作品。
『十二人の怒れる男』
原題 12 Angry Men
監督 シドニー・ルメット
製作 レジナルド・ローズ
ヘンリー・フォンダ
脚本 レジナルド・ローズ
出演者 ヘンリー・フォンダ、他…
音楽 ケニヨン・ホプキンス
撮影 ボリス・カウフマン
編集 カール・ラーナー
配給 ユナイテッド・アーティスツ
公開 1957年4月13日(アメリカ)
1959年8月4日(日本)
上映時間 96分
製作国 アメリカ合衆国
1957年やから50年以上も前の映画。
モノクロ映像。
こういう古い作品は、なかなか観るまでに腰が重たくなりがちやけど、観始めたらもう最後まで釘付け
三谷幸喜さんの戯曲で映画化もされた『12人の優しい日本人』が有名ですが、あれはこの『十二人の怒れる男』のパロディーなんです。
アメリカの陪審制(日本で言うところの裁判員制度)がテーマのワンシチュエーション映画。
数あるワンシチュエーション物のお手本とされている作品というのが、よくわかる。
見事や
素晴らしい映画でした。最後には感動すら覚えてしまいました
出演者の演技も素晴らしく、役者としてもとても勉強になる作品でした。
この作品を踏まえて、中原俊監督、三谷幸喜さん脚本の『12人の優しい日本人』をまた観てみたくなりました。