皆様、ベンジーこと浅井健一氏をご存知か?
そう!泣く子も黙る、かのBLANKY JET CITYのフロントマンである。
それでもわからない人は残念賞であるが、もう少し説明すると、ブランキーの後にSHERBETSそしてJUDEという名で音楽活動をやって来た人物である。それがここに来てついに浅井健一名義でロックをぶちかます気になったようだ。
今回クロマニヨンズ目当てでフジテレビFACTORYの収録ライブに行って来た訳だが(前回の日記を参照)、この生浅井健一(ナマアサイケンイチ)、略して生一(ナマイチ)を観るのも楽しみの一つであった。
生一の出番は4組中最後であった。
かっちょいいドラムのにーちゃんとかわいくてかっこいいベースのねーちゃんとかっこよくて色っぽいバイオリンのねーちゃんを従えてギター抱えた生一は登場した。
そして静かにかっこよく1曲目が演奏された。
その後に生一は、こう放った。
「オーケー!全員でぶっ飛ぼーぜ!!」
おおっ!!開口一番、オーケー!と来たか!!!
思わず時代錯誤な雰囲気のその発言に噴き出してしまったが、なるほどロックじゃないか!ロックンロールとは一種の麻薬である。現に先のクロマニヨンズのライブでとっくにぶっ飛ばされてしまった私は生一のこの発言に期待が高まる。
そしてライブは続いて行き生一はあまりMCを入れないんだなと思ってたところにこの一言。
「オーケー!全員でひっくり返ろーぜ!!」
ひっくり返った!!!
その発言に!!!
こっ・・・これは吉本新喜劇かっ!!!???( ̄口 ̄;)そーなのか!?吉本なのかっ!?ロックのライブだと思っていたが、これは新喜劇なのかっ!?どーなんだ!?
生一よ!この満員の聴衆全員をひっくり返すような大ボケをかますと言うのかっ!!!???
思わずも全員がひっくり返っているところを想像したらライブどころじゃなくなって一人クスクスと笑ってしまったではないか。
そのままライブは進行するものの、生一は、いつ大ボケをかましてくれるんだろーかと期待しながら聞いていた。
そして生一はついに三言目にこう放った!!!
「ハロー!お台場エンジェルズ!!」
ん~~~ひっくり返った!!!
先に言っておくがこれは曲名では無い!!我々に対して生一が言ったのだ!!!
我々はいつの間に暴走族になったのだろう!!!???( ̄口 ̄?)
ネーミング的にはレディースか!?
確かにここはお台場フジテレビではあるが、生一にはロックのライブに来た我々観衆が暴走族に見えたのだろうか?
リーゼントもいなければ特攻服を着てる奴もグラサンかけてる奴もいないぞっ!?ましてやバイクなんぞに乗ってる奴がいるはずもない!!
生一の感性に脱帽しながらもライブは佳境に…
すると生一またこんなことを…
「オーケー!ひっくり返ろーぜ!!」
なんと!!!生一よ!またしてもあんなとんでもない大ボケをかますと言うのか!!!まだ新喜劇の時間は終わってはいなかった!!!
さあ!次はどんな特大ボケをかますのかと期待していたら最後の最後に…
「楽しかったぜ!元気でなー!」的なあまりにも普通な発言。
そしてそのままはけて行ってしまう。
またひっくり返った!!!
ボケるぞ!ボケるぞ!と期待させておきながら最後の最後に肩透かし…(´~`;)
生一め!!!やりよるなぁ~!!!( ̄▽ ̄;)
浅井健一という男にただならぬものを感じた初めての生一体験でした。
リアル浅井健一ファンの方怒らないでね。(´Д`)
ブランキー時代の曲とかも普通に演ってくれてよかったです。特に大好きな「ディズニーランドへ」が聞けて満足満足♪(^ー^)
P.S.
この記事は、mixi時代の日記をそのまま転載したものです。m(u_u)m
2010.1.28