作文「小学校のときによく遊んだ友達」 | 兼松若人オフィシャルブログ「兼松若人はやるときゃやるよ!!!ね?」Powered by Ameba

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 僕が小学二年の半ズボンのクソガキだった頃、放課後になると毎日のように一緒に遊ぶ友達が二人いた。
ヒョロッとして少し気弱なモトヨン。
小さいけれどガッチリした体格で勝ち気なホウシ。

僕らは、放課後になると公園など屋外で遊ぶこともよくあったが、モトヨンの家に集まりファミコンをして遊ぶことも同じくらいあった。

そんなある日、僕らはいつものようにモトヨンの家で仲良くファミコンをしていた。
ソフトは、確か「スパルタンX」だったろうか。僕らはゲームに熱中していたのだが、何だか臭い。何かが臭う。
そこで僕は何も考えず、「何かくさない?」と二人に尋ねてみた。
モトヨンが、「ホンマやなぁ~。何か臭いなぁ~。」と言う。
僕、「何やろなぁ~?」。
二人で顔を見合わせる。
何気なく真ん中に座っているホウシを見てみると、どこかいつもと違う様子で、元気がないようだった。
僕とモトヨンは、ホウシの事が少し気になったが、目の前の楽しいゲームには敵わない。
すぐにスパルタンXの世界に戻っていった。

するとホウシがおもむろに立ち上がり、「俺、帰るわ…」と、唐突なことを言う。
面食らった僕らは、「どうしたん!?」と、しごく当然な心配の声をかけてみたが、ホウシは益々おかしな様子で、黙って踵(キビス)を返した。
そして玄関の方へそそくさと歩いて行き、モトヨンの家を後にした。

残された僕とモトヨンは、また顔を見合わせた。
二人の頭の中には間違いなく「?」マークが浮かんでいただろう。
そして、ふとホウシの去った軌跡に目を移してみると、モトヨンの家の絨毯(ジュウタン)にコロッコロのウンコが3個、点々と転がっていた。

僕は、モトヨンもホウシも等しく大好きだ。


~おわり~




作文に全然カンケイ無いですが、うちのベランダから見える…ていうかベランダ出たら目の前にある桜です。(´∀`*)