2018年09年04日(火)
今日は、少し 介護(介助)について語ろうじゃないか………
ご両親・ご親族の方などが居られる限り、
介護 というモノは、誰にとっても 他人事 ではありませんよね
既に介護されて居られる方、今後、介護されるであろう方
その方法、本当に正しいんでしょうか
ご高齢の方を介護される時
『あっ
お手伝い致しますね
』
っと、何でもかんでもお手伝いしていませんか
今、介護の世界では 自立支援 という考え方が 主流 です
人は 基本的 に 楽な方に流される傾向にある生き物 なので
やってもらえると 楽 なので 依存心 が強くなり やらなくなる
そぉーすると………
残存機能 を奪い、出来ること も 出来なくなる
ご高齢 だから何も出来ない、ご高齢 だから全て手伝う
では 本人 にとっても、あまり良くない のです
。


但し、全てやってもらう(放置)のではなく………
ご本人が出来る事、介助が必要な事 の 見極め が
非常に重要になってきます。
人は、それぞれ ADL(日常生活動作)が違うので
ソレを基に、介護計画書 を 作成し、実施 するのです。
(情報の収集・分析・理解
計画書の作成
実施
評価)



健康状態








心身機能・構造
活動
参加









環境因子 個人因子
〇〇だから 出来ない
ではなく
〇〇したら 出来る
出来る方法 を 考える なんですね
。

所謂、過介護 は ダメ ってことなんですよね
。

(自分自身にも言い聞かせて………
)


それと………
先週の講義で
白杖体験・車椅子体験 をさせて頂きました
。

※白杖:全盲・色弱の方などが持たれている白い杖
見えるモノ が 見えないと………めちゃくちゃ怖い

とっさの時、自分で自由に動けないと………めっちゃ怖い

※車椅子の移動速度って、
押してる側が思ってる以上に速く感じる。
段差を超える時の 傾き が、結構怖い
。

ヘルパー2級の時も体験しましたが………
改めて 実感







食介に関しても………
浅いスプーン
掬い易さ より 食べ易さ 重視
口があまり開き難い方 には、こっちの方が食べ易い かと
プラステック のフォーク
食介 するとは言え………金属のモノ より、危険性は低い かと
食介の際、無言 で利用者様の口に食べ物を運ぶ 方も
たまにお見かけ致しますが………
この業界に入った時、先輩に一番に言われたことが
『ご自分で出来ないことは、これから何をされるか分からない
それって、自分がその立場(される側)やったら………
めっちゃ怖くない
不安じゃない





そやから、ご利用者様に対して、何かして差し上げる際は
必ず 声掛け を行うように』
っと………

なので私は、食介の際も
『ごはん食べますよ、○○(おかずの名前)食べますよ』
っと必ず声掛けを行うようにしています。
健常者 やったら分からん事、相手の立場にならんと分からん事
色々あります………







でも………
少しでも 安心・安全・安楽 に過ごして頂けるように………


