
お互いつい数日前まで知らなかったのですが、30分くらいで会える距離にいました笑

彼とは幼稚園が違い、小中学校では一度も同じクラスにならず、高校大学は国が違い、かれこれ20年くらいのブランクがありました笑。
3年前の夏、幼馴染グループのひとりから、やっとみんなの都合が合いそうだから、幼馴染会をやろう

やはりこういう繋がりというのはすごいもので、人生のほとんどがブランクだったはずなのに、なんだかそんなことって全然関係なくて。幼いころの歴史を共有したという記憶は確かなものなんだと実感しました。
これまで相当色々なことがあって、毎年誕生日を迎えると、私まだ若いんだなと思いますが笑、唯一幼馴染と会うと、私たち大人になったねと話します。
とりあえず生で


時は確実に流れている。
いつもすごく元気だよね!笑顔だよね!超前向きだよね!とよく言われる私

確かにそうなのですが、そうじゃないところは見せないというのも事実で。
特に最近は、かなりの時間をさみしいな、悲しいな、不安だな、と思って過ごしています。
人に甘えた経験がない私は、甘え方がわからないだけで、ずーっとどこかでちょっとだけ甘えてみたいと思っているみたいです。
そして子供の時にそうできなかった分、いつかそうできる時が来ると思っていました。
でも最近やっと、そんな時はもう訪れないことに気がつきました。
無償に愛されて、許されて、かわいがられて、あんしーーんできるはずだった時間。人生のそういう機会を、私はただ単に、逃したんだと気がつきました。
・・・オトナになったということでしょうか笑。
それでも愛のわかる人間になれたのは、壮絶な日常の中で、ちゃんと私にも愛情をかけて育ててくれた母のおかげ。’ロンドンのお父さん’’東京のお父さん’’山のお父さん’と言って、親身になって愛情をかけてくださる’お父さん’たちのおかげ(’お母さん’や’お姉ちゃん’もいます


レッスンで書いた’大切な人へのボイスレター’特別公開笑

”大好きなお母さんへ
昔よくお母さんに手紙を書いたのを憶えています。
参観日に来てくれてありがとう。学芸会観に来てくれてありがとう。一緒に時間を過ごしてくれてありがとう。改めて考えてみると、そんな内容ばかりだった気がする。
賢治のことで大変なのに、私にもちゃんとたっぷりの愛情を注いでくれたよね。その愛情の重みと温かみおかげで、私はちゃんと愛の深みのわかる人間になれたと思う。
今振り返ってみてやっと実感できることだけど、これまでの私たちの人生、本当に稀で、それはそれは大変なことの連続だったよね。どんな時も支えあって励ましあって、壊れないように潰れないように必死でやっとここまできた。だけどまだまだ、お互いこれからだね。
今日で私は24歳(今年の誕生日当日は朝8時から9時間ほどレッスンでした。これまでは決まって夏休みだったので、今年はみんなに会えてうれしかった

お母さんがこの歳の時に私はお母さんの中で生き始めたんだね。今日からの一年はなんだか特別な気がする。ありがとうの気持ちと、あったかい愛を心いっぱいに生きたいと思う。
優香がお母さんの娘としてうまれてきたことは、キセキという名の必然だったよね。
いつもありがとう、これからもよろしくね。
ゆうか”
最近芝居漬けの日々を送っている中で、過去の記憶と感情を掘り起こす作業を積み重ねています。こんなにも新しい発見があるとは、始める前は正直全く想像できていませんでした。
今まで、物事には白か黒しかないと考えることが正しいと思っていました。それが、私が正しいと思うことさえ、本当は正しいかどうかなんてわからないことを学びました。そして同時に、正しくあること、論理的であることが必ずしも良いことだとは限らないということも学びました。
忙しいって幸せだもの、どんなに迷って悩んで苦しんでも、必ず前へ進めていることを信じて、今はできる限り頑張ろうと思います。
24歳の渡邊優香もよろしくおねがいいたします


