ローストビーフ、おいしい!
今日、また催事場のおじさんが「試食しな。食べたことないと説明できないだろ。」と非常に粋な感じでローストビーフをくれました。
貧しい僕は基本的に毎日社食のかけそばをすすっておるので、何らかの憐れみの可能性もあります。
でも、おじさんの優しさに、僕は少し泣きそうになったので、今日も頑張りました。
お肉屋さん、大好きです。
こわいおばさんが僕の近くで眼を光らせてたときは肉売ってミスるのがこわくて嫌でした。
だからお客様がくると、口先では「いらっしゃいませぇ~」と言いながら、「いやいやお客さん、買わないほうがいいよ。素通りしたほうがいいよ。ここの肉すんごいまずいから。というかこれもう鶏肉というよりうんこだから。やめたほうがいいよ~。ぜっったいやめたほうがいいよ~。」と心の中で唱えていました。
でも今は違います。
肉を売ることに全精力を傾けています。
お客様には、誠意を尽くして対応しています。
どんなお客様のわがままも、笑顔で対応しています。
たとえ買ってもいないものを「さっき買って取り置いてもらったはず」と騒ぎだすガチ頭悪いババアが来ても笑顔で冷静に説明します。
ちなみに最終的にはババアは「最近頭悪くなっちゃって」とかほざいてましたが、いや、あんた絶対もともと頭悪いよ。
そんな努力が評価され、僕はついに催事場を一人で任されるまでになりました。
そしてさらに、一人だけで店のローストチキンを売切れに追い込むほど売りまくりました。
今日の催事場の売り上げ三十万弱は、全部僕が売ったんですよ。
バイトはじまってまだ四日目。
飛ぶ鳥も落とす勢いの昇進です。
もう自分の優秀さがこわいです。
お肉、おいしいです。
うんこじゃないです。
最高です。
残り5日。