今日は、山下公園の花火大会でござんす。


夏の横浜恒例の、一大イベントでござんすね。


ヨーロッパのような美しい街並みを背景に、港の夜空に大輪の華が咲き乱れるわけですな


あっしの家からも見えますよ。はい。家からね。そうそう、家にいるわけですよ。家で成年被後見人について一人ダラダラ勉強してるわけですよ。はいはい。シケてるシケてる。












まあ、そんなシケたあっしを尻目にね、今日はあの山下公園の辺りではカップルたちがクッチャクチャなわけですよ。


わかりますか?


俺の庭で多くのカップルたちがクチャクチャ愛を語らってるわけですよ。俺は民法概説書と一緒にクチャクチャ法定代理人について語らってるってのにねぇ!わかる?このうんこっぷりわかる!?わかるの!?ねぇ!ねぇってば!!


















女「あ、見て見てきれーい!おっきいねー」

男「んー。」

女「あ、ほら!今度はお魚の形だよ!」

男「んー」

女「街も綺麗だし、花火も綺麗だし、なんだか夢みたいだね」

男「そうだなー」

女「……。ねえ、さっきから私の話聞いてる?ねえ!マサくん!!マサくんってば!」

マサくん「……」

女「…マサくん…?」

マサくん「……エリ。」

エリ「…え、どうしたの?真剣な顔しちゃって…」

マサくん「…俺たち…結婚しないか?」

エリ「え…」

マサくん「卒業したらさ、横浜で暮らそう。お前には、絶対不自由はさせないから」

エリ「…だって、あたしたちまだ大学生よ?そんなの、すぐ、決められないよ…」

マサくん「これ、受け取ってくれ。重荷に感じなくてもいい。返事はすぐじゃなくていいから」

エリ「これ…きれいな指輪…」

マサくん「決心がつくまで、持っててくれ。返してくれてもかまわない。俺、待ってるから。…ずっと、待ってるから。」

エリ「マサくん…」




















あーのー日ーあーのーときーあーのー場所できーみーにー会ーえーなーかーあったらーぼくぅらーはーいつまでもーー見知らぬ二人のーーままーーー



























はいはい。おめでとおめでと。