レースアナウンサーという職業 | MCワカのしれっと徒然。

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2022年4月から1年間の海外移住なう

最近、セルフブランディング塾なるものに通い始めたり
地元のボランティアなど地域貢献活動をし始めたせいか
『レースアナウンサー』って何?と聞かれることが多くて…。

レースというと、モータースポーツだけでなく
公営ギャンブルである競馬、競艇、競輪、オートレースも当てはまり
そちらを専門に喋るアナウンサーも多いのですが
私は『モータースポーツ』が専門で、

フリーの司会者として各地のサーキットなどでレースの実況をしています。


昨日まで鈴鹿サーキットで

『8耐』が行われ、その中のトライアルデモンストレーションという

イベントショーのMCしてました。




数千人の人たちを前に自己紹介をしましたが、その時も意識して

『レースアナウンサーの若松泰恵と申します』

と言っています。


本来の意味でいえば

読んで字のごとし。
レースの(実況をする)アナウンサー、のことで

鈴鹿サーキットや世界選手権のような大きなレースならば

ピットレポーターもレースアナウンサーの仕事ですが

本来ならイベントの司会は当てはまらないのかもしれない。

でも、トライアルMCでもこの肩書で挨拶するようにしてます。

・・・途中から意識してそう言うように変えました。




最大の理由は

普段も「モータースポーツの仕事をメインにしてますよ」

いうアピールのためです。


レースの現場だからといって、モータースポーツに詳しい司会者と

いうワケではなく、『喋りのうまい司会者』が来ることがあります。

決められたことを喋るのが上手な方、進行の上手な方・・・は

世の中にいっぱいいます。

でもモータースポーツ、車が好き、バイクが好き、かどうかは

見ているお客さんが好きな人ばかりの目の肥えた人たちなので

すぐに伝わってしまうのです。


私がレース関係の仕事を始めたばかりで実績もないのに

MCで使ってもらえたことがありました。

その時採用してくださった方に言われたのは


「バイクレースが好きな人に喋ってほしい。

テクニックより情熱」


というようなお話でした。


『鈴鹿サーキットレースアナウンサー』の皆さんは

モータースポーツに精通したプロフェッショナルの集まりで

技術もさることながら、情熱があり、

私も目標であるし、尊敬する人たちばかりです。

(ちょっとややこしいかもしれないけれど、私自身は

『鈴鹿サーキットレースアナウンサー』ではありません)


そんなモータースポーツの聖地・鈴鹿サーキットで仕事が出来る

さらにはバイクレース好きとして「8耐」で喋れることは

1年に一度の楽しみでもあります。


レースアナウンサーといってもモータースポーツ現場が年間100あるとしたら、

実況は30-40あればいい方で、ほとんど運営スタッフや、イベントの司会の業務です。


それでも

「実況」が出来る、と言うのは(絶対数が少ないニッチな産業なので)

他の人と差別化が図れるのは確かなので、自分の強みにしています。



それにしても、1年に一回の真夏の祭典『鈴鹿8耐』


サーキット発表によりますと、12万人の来場者の方があったとか。

BASE8耐でのイベントも、たくさんの方にお集まりいただき

ありがとうございました!


めっちゃ楽しかったです!!