温故知新 | MCワカのしれっと徒然。

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2022年4月から1年間の海外移住なう

今日は幸田町にある『ハッピネス・ヒル・幸田』で開催された


「わくわくキッズフェスティバル」に行ってきました。


私の仕事は幸田サーキットYRP桐山ブースにて

往年の名車「トヨタ2000GT」展示を前にして

その開発とレース創生期を支えた

「TEAM TOYOTA」キャプテンの

細谷四方洋(しほみ)さんとのトークショーの司会。


細谷さんのお話を聞くのも初めてなのと

何より、私のトヨタ2000GTの思い出といったら

小学生の時、遠足で行ったトヨタ博物館でお土産にもらった

棒みたいなのを後ろにさして押すとビューンと動くミニカー。

あれがトヨタ2000GTだったんじゃないか??というくらいで。

(※ちなみに捨てた記憶もないのでどこかにあるんじゃないかと

実家を探してみたけれど、出てこなかった・・・・・)


とにかく。


知らないことだらけ。


今は情報社会の時代で、色々ネットで調べれば過去のことすら

便利に出てくる世の中ですが・・・


その人気の高さからか

逆に情報が多すぎて、調べるのも一苦労でした。


それでも細谷氏自身が去年書かれたという

トヨタ2000GTの開発秘話の記事を見つけることが出来たので

それをもとに事前のご挨拶でも、だいぶお話がスムーズにできました。


トークショーは細谷氏のお話に私が付いていく...といった流れで

30分のトークショーを2回行ったのですが、話足りないくらいで

急きょ、前後編に分けることにしました。


前半はトヨタ2000GT誕生にまつわる話。

後半は実際にそのマシンを使ったレースの話から昨今のモータスポーツ事情など。


やっぱりもうちょっと時間が欲しいくらいだったけれど、

また聞きたいな、というくらいがちょうどいいのかも。


私自身はトヨタ2000GTが現役で活躍した時代よりも

後に生まれた世代なので、正直そこまで思い入れが出来るかな?と

不安な気持ちもありつつ勉強をしていたのですが。


色々調べていくうちに、

トヨタ2000GTが発売から50年近くたった(1967年発売)

今なお愛されている車であるということ。


そしてトヨタの。日本の。クルマの。レースの・・・

礎を築いた方にお話を聞けるということ。


レジェンドへの対面を前に緊張もしましたが

ワクワクもしてきました。


そして、当日お話が出来て分かったこと。


時代は過ぎても、人の心を動かすのはやっぱり人なんだ、ということ。


アナログのよさとでもいうのでしょうかね~。


トヨタ2000GTは337台生産されたのですが
実に半数近くがまだファンの元に残っているのだそうです。


大量生産大量消費の時代に育った私からすると

それがすごく魅力でもあるし、やはり残るべくして残っているんだということが

細谷さんのお話を聞いてよくわかりました。


残念ながら記念すべき1号車は残っていないとかで・・・

だからこそまさに「生き字引」である細谷さんに

ぜひ「口伝」という形で、次の世代へ魅力を伝えていってほしいと思いました。


またやりましょ、トークショー♪


というワケで


貴重な体験をさせていただきありがとうございました!!





トヨタ博物館から来たトヨタ2000GT




お話をして下さった細谷四方洋氏と。