日本史講師について

予備校選びで気になるのはやっぱり講師陣だと思います。特に地方民の私は関東圏の人気講師等が全く分からずめちゃくちゃググった記憶があります。

河合Wikiにもたくさん情報は載っていますが、せっかくなので私が受けた講師陣の感想を書いていこうと思います。良いところ悪いところありますが私はどの先生も本当に凄い方々だと思っているし、授業も1度も切りませんでした。また、あくまでも超主観的個人の感想なので、必ず他の方の意見感想も参考にしてください。

 

 

日本史

日本史講義 竹内 良元 先生

シャツの色が毎回変わります。年齢を隠しています。自分が専攻した時代や内容も秘密にしています、なぜなのか。

👍良いところ:日本史は暗記科目だと思っている人は1度受けてみるべきです、根底からひっくり返されます。授業では仰る中で知らなかったことを殴り書きでメモし、復習時に整理していきます。絶え間なく発される膨大な情報をひたすらメモっていくので集中力が欠かせません。ノートを作るように勧められるのですが、先生の仰る通りに作ったノートはすごく役に立つので、受験会場でこのノートを休み時間に見ている人がたくさんいました。授業中に問題を出されるので口パクで答えていきます。ひたすら先生が喋る授業ですが主体的に参加できるし、間違えた時に印象に残るのでより覚えられるようになります。質問対応も丁寧で、ちょっとした雑談やメンタル面等の相談にも応じてくださいます。2023年度XEクラスではほぼ全ての模試で日本史の成績が世界史を上回っていましたが、これは確実に竹内先生の授業が大きく影響しています。

👎悪いところ:集中力が欠けてボーッとしてる人や、寝ている人に対して容赦なく注意します。「授業に来ないで」「あなたは受からないから」と言うほどかなり厳しく注意なさるので、放任主義の先生を求める人には向いてないです(塾では大半の先生が寝てても放っています)。授業内で政治や権力者の批判をよくなさるので、自分と異なる意見を受け止められない人も向いていないです。良くも悪くもクセがあるので体験授業は必須だと思います(YouTubeでマナビスでの授業動画が一部公開されていますが、政治批判も無いし生徒とのコミュニケーションも薄いのである程度しか参考にならないと思います)。また、漢文の西川先生と同様に(詳細は講師紹介国語編にあります)先生自身の集中力がたまに切れた際には生徒側に影響が顕著に現れる印象です。授業はほとんどいつも延長します。

 

 

レギュラー授業で社会科目は週1(2コマ連続)しかないので竹内先生のみの紹介となります。かなりキャラが濃い先生なので他にも書きたいことは多々ありますが、とりあえずこんな感じだと伝われば嬉しいです。質問ありましたらどうぞ!

 

 

自語り

大体の早慶受験生にとっては山川の教科書をマーカーでカラフルにし、ボロボロになるまで読み込み、東進の一問一答を周回するというのが定番ルートだと思います。しかし竹内先生の授業を受けるとガラリと勉強法が変わります。教科書を読み込む人はほぼ皆無だ(と思う)し、私は浪人時には東進の一問一答さえ1度もやりませんでした(周りには一問一答は回している人もいましたが)。それでも社学日本史で素点7割弱をコンスタントに取れました。日本史にかけた時間は1週間の勉強(約90時間)のうち授業時間を抜くと6時間程度で済み、すごくタイパが良かったです(その分を英国に回せました)。