ご存知の方も多いとは思いますが
私は「劇団夢のミルクこうじょう」で
劇団員として制作をしておりました。

今月で解散から5年の月日が経ちました。
もう5年なのか、まだ5年なのか…。

夢ミルに関わってからだと1年半、
劇団員になってからになると半年ちょっと、
そんな短期間で解散を迎えるのですが。
それでも大事な夢ミル期間です。


私は解散反対派でした。
入ってすぐだから、ではなく
夢ミルを終わらせたくなかった。
早川作品がもう世に出ないとか
そんな無意味な事したくなかった。

早川さんを天才だと今でも思ってます。
だからこその解散なんだろうな、とも。

理解はしてた。
でも、受け入れられなかった。

だから、解散が決まった時に決意しました。
「夢ミルをまたやる」と。
再結成とかじゃなく、やる、と。

更に、早川さんが戻りたくなったら
戻れる場所を用意出来るようになる、と。

「いつでも戻ってください」
と言いたいと思った。

勿論、それだけのために仕事したわけじゃないけど
この世界で頑張ってきた目標のひとつ。
夢のひとつ。


やろうとすれば、いつでも出来たかもしれない。
でも、環境的にも、人脈的にも、整っていなかった。
それが少し変化してきた、かなと。

私も、バイトと制作をやっている生活から
マネージャー、演出家、プロデューサー、として
無名でヒヨッコではあるけど、やっている。

そして何よりも巻き込みたかった人が
あの作品を気に入ってくれた。
ようやく自信持って早川さんに
「夢ミルをやらせてください」と言えるな、と。


そう始動したのが去年末。

いよいよ、夢ミル作品をやる事になりました。

今年の年末は12月。
解散から5年半、初演から6年。

『Dear Andersen』
於:シアターKASSAI
演出:鶴見直斗
出演:金津裕也、たけうちまりの、他

上演します。



夢ミルだけど、夢ミルじゃない。
夢ミルじゃないけど、夢ミルを。

間違いなく高いハードルです。
だけど、ひとつの始まりです。

めいとーでん、M piece、とはまた違う舞台を。
こういうのもやるのだ、と。


早々に来年のスケジュールも決まり出している。
劇団でもユニットでもないけど
華倶楽は面白いコトをしていくのでしょうよ。
Wーtoolは華倶楽の楽しいに付いていくのでしょうよ。



今年はやりたい事をやる。
その締めくくりが夢ミルだなんて、本当に幸せです。



目一杯、楽しみましょうや。






ちづる。