たまにはパソコンから。
昨日、今日。
合計3本の芝居を観ました。
タイプはバラバラ。
よい刺激になりますね。
演出に正解なんてない。
「より良い」はあっても正誤はない。
あとは好みはあってもね。
「周りに何と言われようと自分を貫き通すのは狂ってますか?」
刺さりました。
はっとしました。
心が息をした気がします。
うん、ほんとだね。
意外と言われますが。
安部公房氏の作品が好きです。
一部では夏目漱石先生好きが有名な私。
それゆえか、安部氏とか寺山氏は管轄外と思われる。
そんな事ないんですよ。
というか、何でも読むんです。
漱石先生はちょっと別格。
そのうち、書くとして。
安部氏ですが。
公房作品との出会いは中学生。
国語の教科書に載っていた「棒(棒になった男)」。
最近はやらない事も多いみたいですが。
今でも衝撃は覚えています。
それこそ漱石先生信者だった私には
もうなんと言葉にしていいのか分からない衝撃で。
琴線に触れるなんてもんじゃなく
振幅がバーってなる感じでした。
まど先生の詩集の朗読が日課な家庭でした。
詩集「やまびこ」はボロボロになる位に読みました。
当時、私の制服のポケットには
常に漱石先生の本が入っていました。
公房作品はそんな私に
小説と詩が融合したような印象をくれました。
結局、定期テストでは範囲外でした。
それって答えが出しにくいからかと思います。
でも、だからこそ。
試験にすべきだと私は思います。
私なら絶対に掘り下げて授業しますね。
むしろやりたい。
塾講師時代にも扱う機会がなく
ちょっと今でも心残りではあります。
舞台も文学も芸術でもあり娯楽でもある。
両方あっていい。
ないとならない。
どっちも私はやっていたいです。
インプット。
アウトプット。
どっちも大事。
ちづる。