お笑い芸人さんが薬剤師に対する発言で、一悶着あったそうですね。
私も興味があって、ネットニュースで読んで、その方のXを少し読ませてもらいました。
薬剤師の意義をたくさんの人が説いてくれていて、感心しました。
でも芸人さんが思ったことは、おそらく多くの薬局薬剤師は理解しています。
まぁひとつひとつの発言は、薬剤師という職業を軽視してるなと思いますが、話の流れでつい言ってしまったと言う感じもしますし。
だから抗議はするけど、一方でこちらにも改善の余地があると感じている人が多いんじゃないかな。
少なくとも私は、そう思います。
結論としては、必要なことは文句言われてもやりますけど、なるべくテキパキ頑張ります。
ってとこですね、今のところ。
たまにこんなふうに薬剤師という仕事が取りざたされると、世の中からどんな風に思われているのか分かって有意義ですね。
責められている芸人さんは気の毒ですが。
薬剤師のことを「そいつら」呼ばわりしたらしいですが、芸人さんのことを「そいつら」呼ばわりしている薬剤師もきっといますよ。
お互い様です。
ちょっと話変わりますけど、薬剤師にも能力色々ですから、みんながみんな、要領よくできるわけではないので、その辺もご理解いただけるとありがたいなぁと思います。
高齢化社会になり、年配の薬剤師が増えています。
その昔、手書きで薬歴を書いていた薬剤師たちが、電子薬歴になり、今後、電子処方箋やオンライン服薬指導にも対応しなければならない。
支払いもクレジットカードやQR決済、Suicaなど、色々必要で。
薬局は払い戻しもよく発生するので、それもまた煩雑な作業で。
うちのような小さい薬局では、服薬指導だけしていればいいと言うわけにはいかないので、薬剤師といえど、なんでもやってもらいます。
DX化は高齢の薬剤師としてはとても頭が痛い問題です。
でもこの高齢化社会で医療制度を維持するためには、高齢の方に元気で仕事してもらうことが大事だと私は思うんです。
世の中のおじさんたち、もたもたしているおばさんたちにイライラしないでいただきたいです。
あ、コレも差別かしら。