北陸の名所ではなく歯の話です。

先日、下の親不知を抜きました🦷

上の親不知を抜いた時は大したことなかったんですが、今回はちょっと大変だったので残しておこうと思います。


できれば抜いたりせずにそっとしておきたかったのですが、時々腫れたり痛んだりしてたんです。


で、1ヶ月くらい前から常に少し腫れた状態になり、激痛ではないけど耳や頬や顎あたりに痛みを感じるようになりました。


レントゲン写真を見ると、歯茎の下で隣の歯の根元に向かって真横に生えています。


表には出てきていないので歯茎を切開し、先端が隣の歯に当たっているので歯を切って分割して抜くという、ちょっと大がかりな処置になりました。


事前のMRIで親不知の根本が神経に食い込んでいるようだと説明を受けました。

つまり、抜く時に神経を傷つけてしまう恐れがあり、そうなると後々麻痺や痛みが残ることがあるらしい。


なので、そこの神経には麻酔をかけません。

抜く時に電気が走るような激しい痛みが出れば

、それは神経を傷つける恐れがあるので、その時は抜くのをやめます、とのことでした。


怖いですねニヤリ

でも、うまくいったようでした。


それにしても20分以上口を全開にして、けっこう顎にも負担がかかり、痛みもありで、なかなかに大変な経験でした。

処置を受けながら、正直後悔してました。


抜歯直後からかなり痛みもあり、ご飯なんてとても食べられない。


ロキソプロフェン1錠飲んで、痛みレベルは10→6に減りました。

でもこれでは眠れないと、家にあったトラムセットを1錠飲んで、痛みレベルは2まで減り、これで睡眠も仕事も苦痛なくこなせました。


抜歯当日と翌日は、ロキソプロフェンとトラムセットを毎食後に飲んで、痛みレベル2に。


翌々日はロキソプロフェンはなくなってしまい、トラムセット1錠だけ飲んだら、痛みレベル4に戻り、ロキソプロフェンを自分で買ってまた飲みました。


そしてトラムセットもなくなってしまい、でもロキソプロフェンだけではまだ痛くなりそう。


職場を漁ったら、期限切れのセレコキシブ発見。

200mgを服用したら痛みレベル1までおさまりました。


結局、痛み止めは内容を変えつつ5日間服用続けました。

その間、頬はエサを詰め込んだリスのように腫れていましたが、それも1週間で引きました。


薬局には抜歯した患者さんがしょっちゅう訪れますが、みなさん平気そうな顔してるけど、中にはこんな痛い目にあっている人もいるんですね。


今までは『親不知の抜歯ですか?抗生物質と痛み止めが出ていますよ』なんてサラッと説明してましたが、最近は『お疲れ様でした〜痛みや腫れが出ませんように』と心の中で思ってます。