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てんかんという病気と向き合いながら、日々何気ない日常や起こったことを書き綴って、同じ病の方や身近にいる方と情報交換できたらいいなと思っています。
紹介状をすぐにいただき、数日後大学病院へ行きました。
朝イチで予約を入れていただいたのですが、中に入ってびっくりする位の人の多さ!
去年の夏、コロナもピークの頃でしたが、大学病院は混雑していて、医療従事者の方々の大変さはニュースでも聞いていましたが、目の当たりにして驚いたのを覚えています。
待ち時間は覚悟していましたが、問診まで1時間以上かかりました。
担当の先生にイチから全て説明して、脳波の検査を受けることに。
脳波の検査室の前に、問診の時も同じ場所で待っていた高齢のご夫婦がいました。
脳波検査をする場所に『てんかん』のポスターが貼ってあってそれを見ながら奥様が
『まさかあなた、てんかんじゃないわよね…』
と、ご主人に話かけていました。
夫の場合は、救急搬送されたときに倒れたのが2回目だったこともあり、救急の先生から『てんかんの検査をしたほうがいい』とはっきり言われていたので、心構えはありましたが、奥様の不安なお気持ちもよくわかって、胸が痛くなりました。
そして、この先このご夫婦のようにお互いが高齢になったときにどうなるのだろう…という新しい不安がでてきました。