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本日ご紹介するのは、勝間さんも推薦していた「自助論」です。
Self-Help by Samuel Smiles
「天は自ら助くる者を助く」
この本を訳した竹内均さんは訳者解説にて、こう述べています。
「この本の原題ともなっている自助とは、勤勉に働いて、自分で自分の運命を切り拓くことである。
つまり他人や国に頼らないことである。…中略…そして、その方法としては、勤勉・正直・感謝以外にないというのが私の結論である。この中ではもちろん勤勉が最も重要である。」
この本では、多くの偉人を例にとりあげて論じています。
イギリスで140年以上前に書かれた本なので、多少実感しにくい例もあります(^^;)
しかし、
読むたびに新たな気づきがあり、
自分の成長と足りないものを教えてくれる良書だと思います。
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メモ
・すべては人間が自らをどう支配するかにかかっている。それに比べれば、その人が外部からどう支配されるかという点は、さほど重要ではない。
・「自部の力を信頼し、精力的に働くこと、これが人間にとって不可欠なものだ」
・いくら才気あふれた人間でも、移り気で忍耐力に欠けていれば、才能に恵まれなくともひたすら努力する人間には負けてしまう。
・「人生の奥義の九割は快活な精神と勤勉にある」
・成長は「無知の知」から始まる → 未完成力
・「賢者の目は頭の中にあり」 心は目と同じくらい立派にものごとを見通せる
・一見ありふれた現象からでも重大な意味を引き出す
・「時間とは消滅するものなり。かくしてその罪はわれらにあり」
・「不可能という言葉は、愚者の辞書に見ゆるのみ」 ナポレオン
・旺盛な活力と不屈の決意
・「不幸者と愚者は隣り合わせに住んでいる」ロシアのことわざ
いつも自分の不幸を嘆いている人の多くは、自らの怠惰や不始末の努力不足のしっぺ返しを受けているにすぎない
・ビジネスを成功させる6原則
注意力、勤勉、正確さ、手際のよさ、時間厳守、迅速さ
・今日なすべきことを明日に延ばすな
・なすべきことはただちに実行に移す
・約束の時間は守る(相手の時間も尊重)
・人と交際する時は、多少なりとも相手に得をさせる。そのほうが結局は自分の得になる
・「世界を動かそうと思ったら、まず自分自身を動かせ」 ソクラテス
・「黄金よりも知恵を求めよ。知恵はルビーにまさる。この世に望み得るすべてでさえ、知恵には比ぶべくもない」
・健康な体
・人間をつくるのは安楽ではなく努力、便利さではなく困難である。
・「差は、才能よりむしろ活動力の優劣によって決まる
・「よき師、よき友は人生最大の宝」
若者はとくに朱に交われば赤くなる性質が強いから、一番模範とる友人を選ぶべきだ
・読書<人格者との付き合い
・人格こそ一生通用する唯一の宝だ
・行動でも思考でも反復こそが力
・礼儀作法には金がかからない、しかも礼をつくすだけで何でも手に入る
・人によって考えかたが違うという事実を、まず認める
・やさしさと思いやりが人間の人柄を判断する重要な決め手
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