- こんばんは。
- ようやくですが、昨年末に読んだ本をご紹介します。
学生からエグゼクティブまで。アイデアが欲しいすべての人へ。
- 考具―考えるための道具、持っていますか?/加藤 昌治
- ¥1,575
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考具―考えるための道具、持っていますか?/加藤 昌治
【目次】
序 章 広告会社でも最初は「ただの人」。今からでも全く遅くない!
第1章 「アイデア」「企画」を考えるとは、何をすることなんだろうか?
第2章 どうしたら“必要な情報”が入ってくるのか?
-情報が頭に入ってくる考具 その1~6
第3章 展開・展開・展開!
-アイデアが拡がる考具 考具その7から14
第4章 企画=アイデアの四則計算!
-アイデアを企画に収束させる考具 考具その15~19
第5章 時にはスパイスを効かす!
-行き詰ったときのアドバイス 考具その20~21
第6章 あなただけの『考具』を見つけよう!
終 章 頭の動き方がシステム化することこそ、本当の『考具』かもしれない
博報堂で働く広告マンの方が、考えるためのフレームワークを紹介している本です。
考具(こうぐ)とは、アイデアと企画を生み出すための知的道具のこと。
考具満載の1冊になっています!
アイデアマンになりたい方は是非!
【ポイント】
■アイデアマン&ウーマンになるかどうかは後天的なもの。置かれた環境よりも、自分の意識の方が大事。
以前ご紹介した「愛嬌力」も、今回の「発想力」も、努力次第で身につけることができる!
■「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」
この一言にハッとさせられました。ゼロから生まれるアイデアは存在しないんです。
少しだけ新しくても、「新しい」。こう考えれば新しいアイデアがどんどん出てきそうな気がします!
■カラーバス 色につられてヒントになるアイテムが集まってくる
「色」のほかに「形状」「位置」「音」などでも。
■聞き耳を立てる 間接街頭インタビュー
■ちょいメモ
メモるのは手のひらでもかまわない。メモるその意義は、手を動かすことにあるから。
メモすることの効用は、頭の中にあるものを外に出す作業をすることにある。
■絵で考える
■フォトリーディング
考具の1つとしてフォトリーディングを紹介しています。
フォトリーディングについては以前の記事を参照ください。
『あなたもいままでの10倍速く本が読める/ポール・R・シーリィ』について(2009/1/9)
『図解! あなたもいままでの10倍速く本が読める/神田 昌典』について(2009/1/10)
- あなたもいままでの10倍速く本が読める/ポール・R・シーリィ
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- 図解! あなたもいままでの10倍速く本が読める/神田 昌典
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■たとえ話
■マンダラート 3×3のセル
■連想ゲーム ○○といえば××、××といえば・・・と拡げていく
■オズボーンのチェックリスト (転用、応用、変更、拡大、縮小、代用、置換、逆転、結合)
■ブレーンストーミング
1.他人の発言を批判しない
2.自由奔放な発言を歓迎する。夢物語でもよい
3.質より量を求める
4.他人のアイデアに便乗する
■5W1H 誰がいつどこで何をなぜどうやって
「アイデアを企画に落とすための考具」
■タイトル 第一印象はやっぱり大事。聞く人の想像力を呼び起こす
■ビジュアライズ 企画は必ず絵になる。立体的に考えてみる
言葉の力を磨くことで、プレゼン相手の頭の中に絵を描く
他にも、
①普段からアイデアのネタ素をいろいろ貯め込んでおく
②貯め込んだ中から、使えそうなネタ素・情報を引っ張りだす。
アイデアのヒント・要素は作り出すのではなく、探す・見つける
とにかくアウトプットし続ける
考具はなるべく試してみる、使いまわしてみる
思いついたアイデアは、誰かに話す
行動あるのみ
試してみたいと思う考具がたくさんありました!
日々インプットやアウトプットに励みたいと思います!!


