NHKプロフェッショナル・酒向正春 | まっすぐ歩く

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2010年に体調を崩し、しぶしぶ婦人科を受診してみると、子宮筋腫・卵巣のう腫・粘液性のう胞腺腫・子宮内膜症・・・と、たくさんの疾患が見つかる。

5月13日に放送された「プロフェッショナル・希望のリハビリ、ともに闘い抜く 」ご覧になりましたか?

私は、金曜の再放送もしっかり見ました。

とり上げられた、酒向正春さんは、脳卒中専門のリハビリテーション医。元巨人の長嶋茂男さんの担当医でもあったようです。


リハビリの内容は、いまでは全国の回復期リハビリテーション病院で行われているものでした。

うちの父も、同様のリハビリを受けていました。

ただ、違うのは、酒向先生が脳外科医なので、詳しい画像診断ができる事、医師が中心となって指示をしている事でした。

一応、建前は、医師の指示書を元に、リハビリスタッフがリハビリを施す、となっているんですが、大抵の所では、リハビリスタッフが中心にリハビリ計画を立てていることが多いです。

医師が中心となって指示する方が、まとまるし、患者も納得しますよね。


ただ、一つ背筋が凍ったのが、酒向先生ご自身のお父様のこと。

脳卒中を患われて、酒向先生が回復期リハビリを担当し、杖で歩けるまでに快復したのに、介護者のお母様が介護疲れで倒れたのをきっかけに、機能が衰えて、現在は歩けなくなっているとか。

確か、発病から、6,7年経つと言ってました。(うろ覚え)

リハビリは立ち止まれない、継続が肝心。しかし本人は、その辛さに耐えられないんですよね。

で、なかなか自発的に動かないから、家族が、ののしられながら運動させなければならないんです。これ、超ストレスですよ(x_x;)

癌や心筋梗塞になる家族は多いです。

実際、私も母も免疫系の病気にかかりましたし、癌で亡くなった介護仲間もいます。

無理したらいけないけど、無理しないと、どんどん機能は落ちてゆく。。。精神的に追い詰められます。


今後は、退院後のリハビリや生活の充実が課題だと思います。

検索してみたら、酒向先生は取り組んでいらっしゃるようですが、全国に広がっていくのは、まだ先かな。

急がないと、認知症や脳卒中患者は、ものすごいスピードで増えています。

私や癌で無くなった仲間のような、家族に負担の多い介護は、いずれ破綻するんです。


しかし、リハビリの重要性を再確認した番組でした。

迷っていたけど、やはり父のリハビリ施設を変える決心が付きました。

連絡が付かなかった、K先生(作業療法士)から8月に施設オープン予定と連絡がありました。

招待状が来たら、見学へ行ってきます。

ここのところ、今の施設職員の言動に疲れていましたが、そう決心したら、2ヶ月くらい我慢できそうです。