B病院・初診 | まっすぐ歩く

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2010年に体調を崩し、しぶしぶ婦人科を受診してみると、子宮筋腫・卵巣のう腫・粘液性のう胞腺腫・子宮内膜症・・・と、たくさんの疾患が見つかる。

<2010年7月21日水曜日の午後>

A病院の紹介状をもらって、そのままB病院へ向かう。


行く途中、不安と悲しみが押し寄せてきて、家族も来てないし、何もなかったことにして、B病院へ行くの止めようかな・・・との考えがよぎる。

だって、今ある病変を切除しても、また粘液が溜まるって言ってた。それなら、苦しい手術を何度も受ける意味って、なんだろう?

地下鉄のホームで、しばらく考える。

・・・でも、B先生が待ってるかもしれない。直接、電話連絡までしてくれたんだから、すっぽかしは失礼だろう。

一応、診察だけ受けて、どうするかは、また考えよう。


道に迷いながら、なんとかB病院へ到着。

受付に紹介状を提出して、問診表を記入したあと、しばらく待って名前が呼ばれた。

どんな先生かしら?ドキドキしながら診察室へ。


●B先生 にっこりして「紹介状、16ページも入ってる~♪」


・・・明るい、あまりにも明るい汗沈痛な面持ちとか、ないんだ・・・。A先生と全然ちがうタイプだ。

それに、ものすごく、ジーッと見てる汗観察してるのかな?先生、穴が開きますヨ。

これは、婦人科医では珍しいと思うんだけど。。。今までの先生は、初診では、チラッとしか見なかったよ。

その表情は 「珍しい病気のサンプルが来た!ヤッホー♪」といった感じでした。。。こんなに歓迎してくれた先生は、初めてだよ。


さらっと 病気の説明をして下さる。これは、A病院で聞いたのと、だいたい同じ。

それから、内診。こちらでは、直腸診もされる。看護師さんが「フーッと息を抜いて」と優しく言って下さったので、力を抜けました。

状態を確認した後、先生は手術に向かって、加速する。。。

入院前に、胃カメラと大腸X線検査を 地元病院でやってくるよう言われた後、


●B先生 「手術はいつがいい?」

○私 「・・・」(今日中に、そこまで決めなきゃいけないんだぁ・・・)

●B先生 「なんなら、明日空いてるけど?」

○私 「!?」(じゃあ、胃カメラと大腸検査はどうなるの?)

●B先生 「じゃ、23日にCTと術前検査で、26日入院、29日手術ね」

○私 「う~ん・・・」(強引だなぁ・・・)

●B先生 「7月~お盆すぎまで、忙しいんやけどねぇ」

○私 「じゃ、8月末でも、かまいません」

●B先生 「8月末!3週間でこれだけ液体が溜まってるのに、8月末まで放置したら、お腹がパンパンになるよ!」

○私 「・・・」(だって、7月~お盆まで忙しいって言ったじゃん)


非常に決断の早いB先生に入院日と手術日を決められ、採血をしたあと入院手続きをして帰りました。

もうヘトヘトに疲れていたので、母から連絡を受けた知人が、車で迎えに来てくれて助かりました。