富山大志選手 | 和歌山箕島球友会公式ブログ

富山大志選手

みなさん、こんにちはチュー音譜

連日のブログ内容と同様で本日は引退選手4人目、富山大志選手です!!野球ボール

 

<監督からのメッセージ>

「島根の怪童」

 富山は、原井コーチの社会人時代の先輩でもある九州共立大学の監督から連絡を頂き「長打の打てる外野手で鍛え方によっては、面白い存在なので一度見てほしい」とのことで、原井コーチ自身も高校時代を覚えており「息子の啓太郎の先輩で、当時は島根の怪童と呼ばれてました」と聞いていたので「巨漢で厳つい」と勝手にイメージを抱いていたので、セレクションで対面するとギャップの差に少し戸惑いましたが、打撃練習では、外角は右中間へ、真中、内角は左中間へとしっかりと打ち返すなど『島根の怪童』ぶりを遺憾なく発揮してくれて、原井コーチからは「中国地方では知らない者がいないほど有名」と聞きました。また啓太郎からも、富山さんは雲の上の存在で「面と向かって話は出来ません」と言っていたのを覚えています。

 入部後は、守備で肘を痛めたりと故障に泣いていましたが、DHで出場もセレクションで見せた思い切りの良い打棒は陰を潜め、結果を出せずにいてましたね。

 また、新人時代に寮の移動に際し注意されたり、2年目の日本選手権大会では、タバコで上田事務局長から説教を受けるなど「史上最低の年代」だと噂されていましたが、3年目の今年は、一念発起して打撃フォームを改造し、スタンスを大きくとりながらスイングするスタイルに変え、また今年に懸ける思いを前面に出して、OP戦の甲賀戦では「3安打以上打ちますので見ていてください」と公言し、見事6打数6安打6打点と今までの「不振と不安」が嘘のように、「自信に満ち溢れた」打席に変わりましたね。

 クラブ全国の1回戦の弘前アレッズ戦では、右中間フェンス直撃の2塁打を放ち、2回戦のビック開発戦でも2安打を放つなど、全4試合をDHでの先発出場をし、『島根の怪童』復活を思わせるような活躍でした。

 これから、地元に帰り家業を継いでいきますが、新人からの始まりなので「謙虚な気持ちと、自信を持って」頑張ってください。

 3年間本当にお疲れ様でした。

 

<選手からの一言>

 和歌山箕島球友会には3年間お世話になりました。多くの方々のサポートがありとても充実した日々を送ることができました。

 1年目には、西近畿予選敗退。2年目には、クラブ選手権優勝・日本選手権出場と様々な経験をしました。しかし自分自身がプレーするというのは、中々なく悔しい思いをした2年間でした。でもその時期があったからこそ、3年目は試合に出る機会も増え自分がやりきったと思える野球ができました。

 この3年間で出会った仲間、またスタッフの方々に心から感謝しています。

 ありがとうございました。

 

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