今回のギックリの初期に感じた違和感は、図の赤い丸の位置です。
赤い丸の範囲は広いですが実際には小指の先程の狭い範囲で、今回の初期症状は「チック」っと針で刺されたような強い刺激を感じたのでこれはヤバイっと感じた訳なんです。
その痛みが徐々に強くなり始め、来た来た来たきた~きた~
やがて周囲の筋肉では可動範囲が狭くなって、更に力を入れる事が出来なくなってしまいました。
無理に動かそうとすればケイレンみたいなものが起こり、結構痛みが伴います。なので、余計に動くことが怖くなるんですね。
これが、2月の出来事。
昨年より通っていた指圧を中心としている整骨院へ電話を入れ症状を伝え施術して頂きましたが・・・・・・・・、これがまずかったようで更に悪化。
ただの疲労から来ているのであれば良さそうだったのですが、元々存在していた問題の場所が完全にロックしてしまったようで、周囲の筋肉にまで収縮出来なくなっちゃいました。
っで、ある場所が問題で広範囲の筋肉まで影響を及ぼす場所をトリガーポイントと呼ぶのですが、筋肉にできるシコリみたいなもので収縮できない状態にあるものなんです。
こんな症状を筋筋膜性疼痛症候群と言うそうです。
症候群と言われているだけあって、病名ではないんですね。公の機関では、原因不明の腰痛として分類されています。
そちらの整骨院ではトリガーポイントについては看板で謳っていたので、かなり信頼感は強かったんですがね~。
この腰には対応出来なかったようです。
自分の場合ですと、骨盤と呼ばれる構造体の中に仙腸関節ってのがあるんですが、仙腸関節の上部にトリガーポイントが出来てしまったんです。
そのポイントは、関節ではあるのですが、可動範囲が極めて少ない特徴があるんですね。ただでさえ血流が悪い場所ですからね。
慢性的な腰痛で済んでいる時には、多少なりとも収縮していたんでしょうね。それが限界を越えそれ以上筋肉にダメージを与えないようにするために起こる自己防衛反応なんだと思います。
『トリガーポイントって』
実は、このトリガーポーンとって場所を特定するのは難しいんですね。なぜならば、筋肉を包んでいる「筋膜」を通して周囲の筋肉にまで痛みが発生してしまうから、何処が原因なんだか自覚するのは無理なんです。
自分の場合ですと、骨盤に沿った筋肉が動かしにくくなり、痛みを感じてしまうため範囲が広いのです。いやいや、もっと重症のかたもいらっしゃるようで狭い方なのかもですが。
っで、トリガーポイントってこんな感じ
自分で筋肉を揉んで気持ちいい~と感じるところは「筋硬結」と言われる、血流が悪くなった状態で誰にでも、何処にである筋肉のコリってやつです。
その筋肉のコリが更に悪化するとトリガーポイント化してしまい、図の赤く示したような核が出来ちゃうみたいですね。
この場合の悪化とは血流が殆どなくなっちゃうみたいで、そうなると最悪なんですよ。
血液は酸素や新陳代謝に必要な物質を運んでいるんですが、そいつが患部に届かないと筋肉組織としての機能を果たさなくなるんですよね。
何と恐ろしいトリガーポイント。
そんな事で、只今そのトリガーポイント撲滅作戦を決行中です。