川崎駅で田中議員の配布する世界日報 と名刺を受取った市民のツイート [閣下( ○○期のアザラシ)Twitterより] |
この国会議員は神奈川10区選出で7期目となる田中和徳衆議院議員(67)。2014年9月から1年間、自民党の組織運動本部長を務めた人物だ。
自民党組織運動本部は、団体総局・議員総局・青年局・女性局・労政局・遊説局の各局から成り、その本部長は党の政治運動全体の責任者だ。そのような来歴を持つ議員が何故自分の名刺と共に世界日報を配布していたのか。田中議員の事務所を直撃した。
田中和德衆議院議員HP |
田中議員の川崎事務所の政策秘書は
「その日その時間、(議員は)川崎駅で街頭をやっていた」
「事務所にはいろんなものが送られてくる。多分、勝手に送られてきたものが他の団体のものと一緒になってしまったようだ」
「いつもいただいた資料を駅頭で配る形でやっているので、たまたま混じっていただけかもしれない。精査すればよかった」
「特段応援しているとか購読しているということはない」「そうと受け取られかねないが全くそういうことはない」
と回答。
「贈呈」の判が捺されている世界日報 |
――田中議員と統一教会の関係、国会事務所・川崎の事務所を含め秘書に統一教会関係者がいるのか?
と訊くと
「全く関係ない。全くそういうことはない。そういう人は全くいない」
と、同教団との関係を完全否定した。
田中議員サイドの弁明通りだとしても、数々の社会問題を引き起こしてきた宗教団体の機関紙を自身の名刺と共に配布するということは、無責任な行ないであり、国会議員として脇が甘いと言わざるを得ない。
田中議員のTwitterやfecebookに掲載された川崎駅での駅頭の様子 |