幸せと希望を届ける本づくり☆
出版プロデューサーのRIKAです(^O^)/
先日、娘が出演する
リリアン・ヘルマンの「こどもの時間」の
リーディング公演を見に行きました。
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リーディング公演とは、役者が台本を持って、
朗読するスタイルの演劇のこと。
海外ではよくあるスタイルらしいのですが、
日本ではまだあまり行われていないようです。
朗読を聞いているだけって、
どうなのかなと思っていたのですが、
意外や意外
ぐいぐい引き込まれて、あっというまの2時間でした
朗読といっても役者陣のキャラづくりが立っていて、
動きがない分、想像がかきたてられ、
ハラハラドキドキ感が半端ないのです
娘も強烈なキャラを演じ切り、いい味を出していました
そして、この「こどものじかん」という戯曲、
タイトルからは想像もできないくらい、
重い内容の感情劇なのです
ざっくりいうと、子どもがついた嘘によって、
大人たちの夢も生活も何もかもが壊されていき、
人生が転落していくという内容
この戯曲、100年前に書かれたそうですが、
全然古さを感じない内容で、
驚きました
危機的状況に陥ると、
自分を守るために被害者になる人、
その言葉によって傷つく人、
正直な気持ちを伝えて罪悪感を抱く人……
さまざまな人間の心理が描かれていて
人間の心理構造は、
100年前も今もそれほど変わっていないと思ったのです。
感情によって苦しんだり、
喜んだり……。
それが人間。
だからこそ、ドラマが生まれる
そんな感情をなくして、
神のように愛のみとなりたいところですが、
人間に与えられた感情を楽しむこと、
それが地球に生まれてきた醍醐味だと思うのです。
感情に呑み込まれるだけでなく、
感情を楽しめる自分になりたいですね!
そんなことを感じたリーディング公演でした!
動きのついた本公演は7月に開催されるそうです。
ご興味ある方は、ぜひ