こんにちは。RIKAです♪
今年に入ってから、コロナパンデミックを皮切りに、世界が揺れていますね。
国内外の状況がどうなっているかを知りたいとき、やっぱりニュースがメインだよね。
でも、そのニュースを全面的に信じていいのか、というと、違うよ~。
なぜなら、発信元によって、同じニュースでも、
伝わるニュアンスが全く違ってくるから。
たとえば、
「東京の新規コロナ感染者 3日連続100人超え!」
という見出しを見たら、
コロナがまた増えてきた。怖いな~
という印象を持たせることができる。
でも、
「新型コロナ8割が無症状」
「新型コロナ20代以下の死者数0」(令和2年5月7日現在のデータ)
「コロナの死亡者数より、餅を喉に詰まらせて亡くなる人のほうが多い」
という見出しを見たら、
コロナって怖くないじゃん、
コロナより毎年のインフルエンザのほうが怖いのでは?
という印象を持たせることもできる。
どの見出しもすべて事実だけど、
どこを切り取るかによって、
まったく受け取り方が変わってきてしまう。
発信元が読み手にどう思ってほしいかによって、
見出しは変わる。
私は、20数年ほど、編集者・ライターの仕事をしているけれど、
本をつくるときに一番力を入れるのが見出し。
「どんな本かな~?」と本屋さんで手にとるとき、
パラパラと中身を開いてまず見るのは見出しだから。
著者さんがいわんとすることを
興味を持たせる見出しにするには、
どこを切り取って、どんな表現をするかが重要。
その視点でニュースを見ると、
その発信元がどういう意図を持って、
このニュースを伝えているかがわかってくる。
そうはいっても、専門家が言うことなら信用できるでしょ、
と思うかもしれないね。
でも、専門家のなかにもいろいろな意見の人がいる。
であれば、その発信元が伝えたいことを言ってくれる
専門家を起用するのが当然。
テレビやネットで流れてくるニュースを
鵜呑みにするのではなく、
その裏に隠れた意図に注目すると、
違ったニュースの見方ができるので、ぜひお試しを~。