たしか2006年11月、今からおよそ1年と3ヶ月前、ある施設のバザーのお手伝いをしたとき、3冊100円で本を売っていた。
たいした期待はしていなかったが、何かあれば儲け物という気持ちで覗いてみた。
ところがどっこい、面白そうな本を発見。
それがこれ↓
- 99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方/竹内 薫
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タイトルに魅かれただけなのだが、けっこう売れてる本だと後から知った。
内容も面白かったのだが、今回レビューするのはこれではない。
3冊100円なので、まだ後2冊買える。
しかし、そんなにゆっくり吟味する時間もなかったので、中身は見ずにタイトル勝負で買うことにした。
そして選んだのが、『地球外生命』大島泰郎著(講談社現代新書) と、これ↓
- すごい言葉―実践的名句323選 (文春新書)/晴山 陽一
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『地球外生命』の方は期待外れだった。
SF小説的なものを想像していたが、生命科学の本だった(文庫か新書かはサイズでわかるだろと今、冷静に思う)。
数ページで挫折し、こないだの部屋掃除までずっと眠っていて、きっとこれからも眠り続ける。。。
もう一冊の『すごい言葉』の方は、上々の印象だった。
選りすぐりの名句だけあって、読んでいて面白いし、テーマごとに分けられていて短時間でも読みやすい。
これは少しずつ読んでmixiにアップしていこう(当時はまだブログをやっていなかった)と思っていた。
普段通りの生活を送っていれば、通学の電車などを使い、少しずつ読み進めていただろう。
だけどあいにく当時のオレは理由あって学校を自主休学(サボリ)中。
時間なら腐るほどあり(あると思っていた)、ちょうど旅を計画しているときでもあった。
せっかくまとまった時間があるのだからと、手軽に読めそうなこの本は後回しにされた。
そして、いつのまにか忘れ去られ、『地球外生命』とともに眠っていた。
それからおよそ1年と3ヶ月。
棚の奥から出てきたその本を、とりあえずカバンに突っ込んだ。
今度こそ、少しずつ読み進めていこう。
片付けも終わり、ふと思い出して本を取り出し、パラパラとめくってみる。
言葉の力というのはすごいもので、一気にひきつけられ、幸運にもたっぷりと時間のあったオレは、時折、ブログで引用してやろうとメモりながらも、そのまま一気に読み進めた。
メモったものをいくつか引用してみよう。
「政治の世界においては、もの忘れの才ほど珍重されるものはない!」 (ジョン・ケネス・ガルブレイス)
Nothing is so admirable in politics as a short memory. (John Kenneth Galbraith)
「時は偉大な教師だが、不幸にもすべての生徒を殺してしまう」 (エクトール・ベルリオーズ)
Time is a great teacher, but unfortunately it kills all its pupils. (Hector Berlioz)
「幸福はコークスのようなものだ。何か別のものを作っている過程で偶然得られる副産物なのだ」 (オールダス・ハクスリー)
Happiness is like coke ―― something you get as a by-broduct in the process of making something else. (Aldous Huxley)
挙げられた言葉たちの魅力は言うまでもなく、著者自身の言葉もまた面白い。
「人生は後ろ向きにしか理解できないが、前向きにしか生きられない!」(セーレン・キルケゴール)
Life can only be understood backwards; but it must be lived forwards. (Soren kierkegaard)
後ろ向きに歩いているなら、何に当たっても文句は言えないと思う。(作者)
純粋に名句を楽しむのもよし、英語と日本語を比べて読むのもよし、ブログや日常会話のタネとして読むのもよいだろう。
「独創性とは何か?しっぽをつかまれずに盗むこと!」(ウィリアム・ラルフ・イング)
What is originality? Undetected plagiarism. (William Ralph Inge)
しっぽをさらしているこの記事は独創的とは言えないが、これからいくつもオリジナリティに溢れた記事が書ける予感がしているw
言葉にはパワーがある。とくに「すごい言葉」は、時代や場所を越える力を持っている。
数百年、時には数千年の時を越えて、共感できたり、ハッとさせられる言葉がある。
翻訳されても魅力が減ずることのないその言葉は、きっと人間の、この世の真理を見事に言い表しているのだろう。
あくまでこれも白い仮説であるが・・・
【ネタのタネ】