おうちでのことのアドバイスはできるだけしましたので、今回は広場でお散歩の訓練をしようと。
公園で待っていると、ワンちゃんに引っ張られていらっしゃる飼い主さんが見えました。こちらへ来たいのに、ワンちゃんがいろんなところへ行くものだから、なかなかこちらへ来れない^_^;
前回、このワンちゃんを私も散歩させてもらいましたが、リードを持っている人のことをかなり無視していて、全くリーダーシップが取れてないと感じていました。
なので今回、リーダーウォークが少しでも出来るように指導しようと思いました。
いつものように、人が犬へ付いて行くのではなくて、犬が人へ付いてくるように動きます。
しかし、最初はなかなか上手くいかないもの。
飼い主さんも、犬が思い通りにならないので困惑して立ち止まったりするのを見て、かわいそうという気持ちがだんだん込み上げてきて、最後は犬が引っ張られてキャン!と言ったところで、それ以上出来なくなってしまいましたT^T
本来なら、犬が理解してそれを褒めるまで続けます。
私もどうしていいやら…飼い主さんがこんなに早く崩れるとは思いませんでした。
励ましたり、訳を聞いたりしましたら、昔、子供の頃目の前で飼い犬が車にしかれて、ギャーン!と鳴いたのが心に深い傷となりトラウマになってしまったということ。
確かに、それは辛い…
でも、私はこう思います。
飼い主さんのトラウマは、今いるワンちゃんにとって、良い影響にはならないんじゃないかと。
犬は過去を振り返らないし、未来も想像しない。今を生きる動物です。
今のワンちゃんに何が必要か、どうあるべきか、過去を振り返らず、前に進んだ方が良いと。
今回は、きっと私のアプローチが悪かったと思います。次回は、アプローチを変えてうちのワンコを連れて行き、実際訓練を見てもらおうかと思っています。そして、この犬が捨て犬だったことに私がかわいそうだと思って接していないこと、明るく前を向いて訓練していることを見せようと思います。
どうかな?前へ進めるかな…
久々、肩を落として帰りましたが、今でもこの飼い主さんにリーダーシップの取り方を教えたいと強く思っていますよ!じゃないと、噛みグセなども絶対直らない!
しかしその後すぐに、別のお客様から、先生のアドバイス通りしたら、鳴かなくなりました~ありがとうございました~と連絡が来て、なんだか嬉しく救われた気持ちでした(o^^o)
今日は一喜一憂した日でした。
私も日々勉強!また頑張ろう^_^