コロナウイルス、収束の兆しが見えません。
世界中に広がり、
オリンピックが延期になったかと思ったら、
国内では感染者数が激増し始め、
私の住む県でも徐々に(しかも同市内に)増え始め、
有名人の感染や死去のニュースもあり、
あまり外にも出られず毎日苦しい気持ちになります。
「こういう時だからこそ大掃除だ!」とか、「お金も使わなくていい」「子どもの勉強をじっくり見てあげられる」とか、前向きに楽しむ人もいると思いますが、すべてが楽しくうまくいくわけではありません。
私も心の余裕がなくなることがしばしばありますが、考えてみればもっと困難な状況にある中で奮闘しておられる方はたくさんいますし、こんなんじゃいかん…!と思ってます。
ただ感情的に1日を終わるんじゃなくて、なんとか毎日家族で穏やかに過ごせるようにと考えていて、
とにかく今は、
「心が豊かになれること、
感性を高めるようなことをしよう」
というのを心がけています。
そうすれば、イライラや不安、無気力など、マイナス感情が軽減されます。
正直言えば、元気な気持ちで前向きにやっているというよりは、そうしないと気分が沈みがちになってしまうので、何かすがるような気持ちでやっているという感じです。。。
そんな状況ではありますが、やってみれば意外と心が元気になったものを、いくつかご紹介します。(子どもと一緒にできることです)
【プラバン工作】
中2の長女が弟妹に呼び掛けて始まったのですが、4歳の末っ子から一番上の中2まで、子どもたちが全員黙々と思い思いの作品を作っていました。
これは末っ子の作ったもの。
無茶苦茶に描いているようでも焼いてみるとなんだかアートっぽくなって素敵です。
完成したものは子どもたちそれぞれの個性が現れるので、「おもしろいなー」と思いながら見ています。
みんなの作った作品を並べてみると、なんだかギャラリーみたいで楽しくなります。
1つ1つどれも素敵な作品で、心が癒されます。
並べてみたり、お店ごっこをしたり、大事そうに眺めてみたり、「おかあさんにプレゼント!」と言ってくれたり、それぞれ楽しい時間を過ごしていました。
プラバンに限らず、石に絵を描いたり、切り紙をしたり、子どもの作るものはどんなものでも芸術作品で、大人には真似できないなぁと感じます。
子どもたちから私のほうが元気をもらってます。
【トランスパレント】
これは気分の沈んだ時こそおすすめです。
以前ネット通販で買っておいたのですが、「こういう時にやらないでいつやるの!?」という感じです。
そもそも、冬場に晴天の日が少ないドイツで少しでも気持ちを明るくしたいと始まったのがトランスパレントだったというのを聞いたことがあります。
確かに、真冬の寒い朝で起きるのが嫌になってしまうような時でも、目覚めて最初に美しいトランスパレントを目にすると、テンションが上がります(笑)
我が家では、男子はあまり作ることには興味はないようで、私も含めた女子みんなで、
「どの色にしようか」
「折り方はどれがいい?」
とか言いながらワイワイ作っています。
Pinterestで折り方がたくさん見つかるので助かっています。
黙々と手を動かしながら、学校の話とか、悩んでることとか、子どもと色々な話ができるのでコミュニケーションにもいいですね。
1人で黙々と折る場合でも、それはそれで一種のマインドフルネスになるのでおすすめです。
小さな子は、折り方を教えてもらえるのでいい機会にもなってます。
プラバン工作の時間もそうですが、こういう時は心地の良い音楽を流すと癒されます。後ろ向きだった気持ちから一転、だんだん家の中で良いサイクルが生まれて(←ここが重要かもしれません)、ある子がおやつにクッキーを作り始めたり、お茶を入れてくれたりします。
トランスパレントは、1つ作るのにもけっこうな時間がかかりますが、完成形を光に透かしてみた時には…
「うわー、きれい!」
「めっちゃいい!」
と、歓声が上がりました。
作ったその後も、
「やっぱりこれが飾ってあるといいよねー。」
「家の中がかわいく明るくなる!」
と言って、作ることにはあまり興味のなかった男子たちまで大絶賛。
晴れている日は色鮮やかに光り、
雨や曇りの日でも、カラフルな色に心が和みます。
間違いなく正のエネルギーをもらっています。
今回のことで、やはりアート(的なもの)や、手を動かすということは、人間が健康に生きる上で非常に重要なものだとあらためて気づかされました。
前代未聞の状況の中、ストレスに押しつぶされそうな時もありますよね。
そういう時は、家に居ても楽しく心豊かに過ごせる方法をどんどん見つけましょう!
しばらくこういう日が続くんだろうと思いますが、なんとか笑顔で無事に収束まで持ちこたえられるよう、めげずにやっていきたいです☆