キャッチ・ザ・ハート | world's end manufacture

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~ビデオゲームの非売品/絶版商品のアーカイヴと時々レヴュー~

『タイトー・ゲーム・ミュージック VOL.1』
(G.M.O./アルファ/LP/1987年1月25日発売/2,200円)

一番の老舗ながら、なかなか音源化の機会に巡り合わなかったタイトーのサントラ第1弾。

ZUNTATA名義以前の作品で、9年間に渡る15タイトルもの楽曲が収録され、ある意味ベスト的な位置づけのレコードにもなっている。
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「影の伝説」はデモで良く遊んだFM音源版で収録。結局、リリースされることのなかった「スーパーデッドヒートⅡ」がテンション高くてめちゃくちゃイイ。
当初は「バブルボブル」「奇々怪界」辺りを目当てで購入したのだが、最終的には「スーパーデッドヒートⅡ」と「スクランブル・フォーメーション」(テスト版の曲が収録されている)を良く聴いていた。

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ジャケットも可愛い! これも2002年にサイトロン「GAME SOUND LEGEND」よりCD化復刻しているが、廃盤のため高騰中。
現在タイトーの音楽の権利は、自社のZUNTATA RECORDSが所有しており、時々新作CDを出したり、iTUNES STOREで過去作品の音源を配信したりしているが、それほど過去の作品リリースに積極的ではないので、再復刻は絶望的な気がする。

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収録曲は、
A面
1.影の伝説
2.スペースインベーダー
3.エレベーター・アクション
4.スーパーデッドヒートII
5.ワイバーンF-0
6.フェアリーランドストーリー
7.黄金の城
8.奇々怪界

B面
1.スクランブル・フォーメーション
2.アルカノイド
3.ちゃっくんぽっぷ
4.エンパイアシティ1931
5.バブルボブル
6.ハレーズコメット
7.アウターゾーン・アレンジ・バージョン

約半数(「影の伝説」「奇々怪界」「スクランブル・フォーメーション」「ハレーズコメット」「アウターゾーン」)を後のZUNTATAの中心メンバーとなるOGRが手がけている。

この頃のタイトーは、ハイペースでかなりの作品を市場に投入していた。ゲーセンに行くたびにタイトーの新作が置いてあるくらいの印象がある。しかも、アーケードゲームを扱う数少ない情報誌にも、ほとんど新作情報として載ることがなく、突発的に置かれていた記憶がある。

どんなゲームなのか前情報もないままだと、少ない小遣いからゲームしていた自分たちにとっては、スルーしてしまう機会の方が多く、一度もプレイしないまま消えてしまうタイトルも少なくなかった。

しかし、レコードのように音楽が残ると、一度もプレイしたことのないゲームでさえ、あの時期そういえばあのゲーセンにあったよなー、という当時の記憶も鮮やかに蘇りさえする。それくらいゲームに打ち込んでたんだなーと思うと感慨深い。

GAME SOUND LEGEND シリーズ「タイトー・ゲーム・ミュージック」/ゲーム・ミュージック

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