「ビーフがいい?ベジタブルがいい?」
「ビーフね。OK。都内某所のホテルで、ある集まりがあるからビジネスカードを40くらいは持ってきてね」
そんな文面で、その人はいきなりメッセージを下さった。
以前、とある集まりで、日本人の中で一人でかい外国人だから浮きまくり、手持ち無沙汰の様子だった英国生まれのA。
ぶらぶらしていた私と背丈の関係で目の位置がリンクしていたため目が合い、話をしたのがきっかけだったと思う。
その人は話してみると実は日本語が堪能で、北野武さんのような話し方をする。
ユニークで、なぜか馬が合い友人になった。
さて、その集まりとやらにきていく服装だけ決めたかったので、どんな集まりかと聞くと、
「また、たいしたことないから、フォーマルな格好でね」
と言ったので、わかりました、と答えた。
結論が分かればよいタイプなので、それ以上聞かず、話は終わった。
当日、始まる10分前に、日本人が数名しかいない(見つからない)プライベートバンクの集まりだと、知ることになる。
「適当に名刺もらっといて。あとでどんな人が来てるか見たいから、出来るだけたくさんもらっといてね」
なんですと~⁉️
そして、人混みに消えて行った。
私に与えられたミッション(そんなものはないが)それは、、、
適当に名刺をもらう=英国のバンクマンに自己紹介して相手の人となりを聞いて仲良くなる、というものだった。
しかし、、、英語でやるんかい!
私は流暢な、間違いのない英語が話せるわけではないし、金融の知識があるわけではない。
でも、まあ、やるしかあるまい、
どSの神か!欧米か!と頭の中で突っ込みながらコミュニケーションを始めることにした。
続く


