◼️橋迫鈴 『私が言う前に抱きしめなきゃね』/ Juice=Juice
ダンスが大きくなって迫力が出てきた。丁寧な歌い方も好印象。
◼️小野田華凛『恋の呪縛』/ Berryz工房
音程やリズムの安定感はピカイチ。ドレスも華やかで惹きつけられた。
◼️米村姫良々『そうだ!We’re ALIVE』/ モーニング娘。
バリエーション豊かな見せ場のある曲を選んだことで、様々な技術を習得しているのが明確に見て取れた。
研修生としてはベテランの域に達しており、ステージパフォーマンスはもちろんのこと、トークも達者に対応できるので、すぐにでもデビューして活動の幅を広げて欲しい。
◼️出頭杏奈 『Help me!!』/ モーニング娘。
サビ前〜サビの歌い上げに、鳥肌が立つほど感動した。技術的な上手さは間違いないので、何かしらで個性が見えるようになると、もっとファンを獲得できるかもしれない。
◼️為永幸音 『オシャレ!』/ 松浦亜弥
表現力やセクシーさという本人の魅力がよく演出されていた。ステージの使い方にも工夫があり、選曲も含めて「練られたステージング」を楽しめた。
◼️窪田七海 『恋愛ハンター』/ モーニング娘。
力強いパフォーマンスで魅了された。この曲のダンスの特徴でもあるガニ股は、もっと深く落として当時のメンバーを超えて欲しい。
◼️小野琴己 『LOVE LIKE CRAZY』/ 後浦なつみ
声の出し方が滑らかになり、歌が伝わりやすくなった。ボイストレーニングの成果がよく表れていたのでは?
◼️佐藤光 『Magic of Love(J=J 2015Ver.)』/ Juice=Juice
ダンスと歌のバランスも良く、つまづきもほとんど感じられなかった。歌ウマ専用曲に挑戦した姿勢も大いに買いたい。
◼️石栗奏美 『気まぐれプリンセス』/ モーニング娘。
モーニング娘。そのもの。スタイル、男性的なダンス、声の迫力と三拍子揃っている。技術、選曲、衣装のマッチングは完璧だった。
◼️山﨑愛生 『夢幻クライマックス』/ ℃-ute
いかにしてダンスを魅せるか?という命題に向き合い、努力の上に創意工夫も見られた。
突発的なトラブルに対応できるかどうかは、生まれながらのセンスなどではなく、ただただ練習量がモノを言う。練習量がイマジネーションを生み出す。
◼️金光留々 『キラキラ冬のシャイニーG』/ 田中れいな
チャーミングな容姿を活かした選曲で、可愛らしさの虜になった。猫耳などの飛び道具に頼ったのかと思いきや、歌とダンスがハイレベルに安定しており、驚かされた。
◼️中山夏月姫『好きよ、純情反抗期。』/ スマイレージ
2018年の実力診断テストと比べ、最も技術向上したのが中山。ライブアーティストとして、良い意味での「欲」が出てきたように感じた。
生来の「人を惹きつける力」に技術が加われば、最強に近づく。
◼️山田苺 『GOOD BYE 夏男』/ 松浦亜弥
大きな声を出せるのは、ボーカリストにとって強力な武器。衣装も曲の世界観にぴったりで、山田の明るいキャラクターとあいまって夏を感じた。
◼️工藤由愛 『ROCK エロティック』/ Berryz工房
笑ってしまうほど可愛らしく曲紹介をしてから、ドスの効いた「薔薇」という歌い出しに繋げる意外性の演出は見事。このような緩和と緊張のコントロールは一朝一夕にはできるものではない。定期公演やラジオなど、これまで培ってきた全ての経験が活かされており、「研修活動の意義を体現しているメンバー」だと感じた。
キャラクターの面白さに加え、ルックスもアイドルらしく向上し、これからが非常に期待できる存在に成長している。
◼️斉藤円香 『アイサレタイノニ…』/ モーニング娘。Q期
セクシーな表現で「オンナ」を見せるのは、他の若い研修生にはまだまだ不可能。初めての実力診断テストながら、自分の見せ方をよく理解したパフォーマンスだった。
◼️松原ユリヤ『SEXY SEXY』/ Juice=Juice
歌の安定感とパワーに圧倒された。「愛は愛で」から続く言葉で遊ぶパートも、ひとつひとつのワードを疎かにせず、ダレることなく聞かせて、曲を通じて程よい緊張感をキープできた。
◼️松永里愛 『ガタメキラ』/ 太陽とシスコムーン
私の歌を聞け!という自信に満ち溢れたカリスマ性に心が震えた。
いわゆるバキバキのダンスとは違うが、ステージを広く使って会場の隅々まで移動するのは大変に体力を使うことで、実現できたのはボーカル技術と体力作りの賜物だろう。
確かな歌唱力と身体表現に加え、客席をよく見て魅せる「表情」もズバ抜けたものがあり、目が離せなかった。
今回の実力診断テストに向けて半年以上かけて準備してきた松永の情熱と執念にも拍手を送りたいし、そのプロ根性が見せるステージをこれからも見せて欲しいと心の底から願う。
※振り返っての雑感です。
※票は松永に投じました。