日本ではあまり盛り上がりを見せていない、アカデミー賞USA(^^)

古参兵としては、賞が決まる前にいかに事前に観るか?が勝負の分かれ道や

WHY?

それは、こういう会話を想定しているからだ

友人・・・アカデミー賞、○○が取ったねぇ

古参兵・・・あっ、それ、観た観た

友人・・・え~それ観てない~すげぇ

古参兵・・・たいしたことないけどねぇ~

ドヤっ!

というシナリオ(笑)

 

しか~し今回は迂闊だった

最有力候補のひとつ「哀れなるものたち」は気づいたらすでに打ち切られていた(北九州あるある)

そこで昨日、夜、これやっ~ちゅうのを観に行くことに^^

北九州人ならばこの絵だけで分かる場所(チャチャタウン)

観たのは、2023年パルムドール受賞(カンヌ映画祭)ついでにパルムドッグ賞(犬)も受賞した

「落下の解剖学」フランス映画

フランス映画なのにアカデミー賞の外国映画賞ではなくレギュラーにエントリーしている。

でもさすが北九州や、フランス映画やし、公開はするものの早期打ち切り体制に入っている(笑)

ポスター、チラシ、グッズ一切なし

上映時間も朝と夜の2回だけ💦

何故か?あんまり客を期待できないから、さっさと打ち切るので手間はかけないぞ~体制(笑)

監督はジュステェーヌ・トリエ(言いにくい💦)

女性としては史上3人目のパルムドーム受賞監督

(古参兵はわざわざ女性とつけるのはいかかがなものか?とは思っている、それは女性にしてはめずらしいという意味がこもっていそうな気がするからや、かといって女性擁護者でもなんでもない、要は男女関係なく、力と実力のあるヤツが引っ張っていけば良しという考え方や)

 

主演は

ザンドラ・フュラー(言いにくい💦)

ヨーロッパの大竹しのぶちゅうところか(そんな年でもないか(笑))、いわゆる大女優

 

さてさて内容は(ネタバレ有りやけど、結論は曖昧なのでネタバレにもならん💦そもそもそれがネタバレかも?)

山荘で夫が落下し死亡、第一発見者は実の息子と犬、息子は事故で視覚障害になっている(まったく見えないわけではない)

妻は息子に呼ばれて救急車を手配

死亡原因は落下による打撲かその前の殴打か?

法定で争われることに、これが長い、長い、全2時間40分の半分くらいあるんではなかろうか?ちゅうくらい長い!

しかし、綿密な脚本と役者の演技力でたいくつはしない!

検察側と弁護側のバトル、どっちも決定的な証拠はない(松本人志状態(笑))

最後の証人は視覚障害の息子

息子は視覚障害者なので目撃者にはなれないが、第一発見者で唯一、日頃の夫婦関係知ってる家族、有力な証人や~

あとは息子が決めなければならない、表現や言い方、内容によってはどっちでも判決は転ぶ

迷ってる息子に付き添い人はアドバイスする。

「まずは決めないと・・・どっちかを・・・母親を罪人にするかしないかを・・・」

どうする息子

さて、判決は?

 

事故か?殺人か?自殺か?

劇中の裁判の結論と鑑賞者の結論は違うのか、一致するのか?

そこで終わる。

 

<ここからは古参兵のあくまでも個人的な感想>

どうみてもカンヌ向き、アカデミー賞向きではない!一番取れそうなのは、脚本賞か?主演女優賞か?ちゅう感じやねぇ

もしも、作品賞を取ったら、史上稀な地味なアカデミー作品賞になるのではないでしょうか?

ただ、映画評論家の評価かは無茶苦茶高い!

マニアックな映画ファンからも絶賛や!

古参兵としては無言の圧力を感じる

この映画を評価できないヤツは馬鹿や!

映画偏差値低すぎ!

ちゅう圧力💦

 

でもそんなことを気にして映画を観てもねぇ~

そもそもこの映画の鬼門はフランス語が苦手なドイツ人の妻が英語とフランス語交えて証言する(フランスでは英語部は字幕表記)ところのもどかしさがいい味を出しているのでは?すべて字幕で観る日本人が、そのニュアンスをすべてを理解できるとは思えんのよねぇ~

 

要は自分が観て、面白かったか?

そうでなかったか?

それだけでいいと古参兵は思っている。

だから古参兵は映画や音楽はこれ観ないと!聞かないと!とは強制しないことにしている。

聞かれたら答えるのみにしているのだ^^