昨日、文春オンラインに加入したら、「松本人志事件」より面白い特集を見つけた^^

思わぬ収穫?

「木原事件」これや~

なんでこれが木原事件かと言うと、木原誠二衆議院員(岸田総理の側近、元内閣官房副長官、現自民党幹事長代理兼政調会長特別補佐)の妻が殺人事件に絡んでいる可能性がある事件だからじゃ

 

事件のあらましは、2006年、

★X子(今の木原誠二の妻)は当時、前夫と離婚するしないでもめていた、家をでたX子を夫が子供2人ととも自宅へ連れ戻した。

★その夜、X子の夫が自宅でクビを刺されて死んでいた。

★X子は2階にいて気づかなかったと証言、車を貸していた実父が訪問した際に発見、警察へ

★2階から覚せい剤が見つかり、離婚問題もあり錯乱して自殺では?

★ただ検察は立件票交付事件と認定、立件票がだされれば警察は捜査をし、検察に届け、検察が起訴か不起訴かを判断する、つまり警察が自殺とか他殺とか判断することはできなくなる、つまり検察は事件性ありという判断をしたということ。

★しかし、警察の怠慢?もあり(覚せい剤常習者ということもあって)

迷宮入りか?

 

ただ立件票交付事件は起訴か不起訴かはっきりしなければ80年、所属警察に保管される、いわゆるコールドケースや、

その場合、定期的?見直しされ、再調査をする場合もある。

 

★2018年、女性刑事が不信に思い再調査実施、X子の友人で覚せい剤で服役中のF(Fは死んだ夫とも友人でX子の相談相手でもあった)から、その日、X子から夫を殺しちゃった、どうしよう・・・という電話があったとの証言を得る、再調査へ

★そこで、上記写真の当時警視庁捜査一課殺人犯捜査第一係(通称サツイチ)の佐藤誠が登場

・・・佐藤の推測・・・

①自分で刺したならばナイフは通常抜かない

②ナイフに両面テープが巻かれていた、両面テープは指紋がはっきり残るし、通常テープを巻く時は両面は使わない、つまり指紋を残さないといけない理由は何?偽装では?

③自分で刺したならば小指くらいには傷は残るがそれはない

④刺し傷は喉を上から下にかなり深く刺されている、180cmを超える男を華奢なX子がそのように刺すのは難しい

⑤夫が死んだ翌日、FとX子が居酒屋でピース写真を撮ってる、証言と写真がある。

などなど

 

佐藤は、これは自殺ではない、あきらかに事件と判断、捜査をすすめる。

しかし実行犯はX子ではないとも思っている、必ず、共犯がいる

 

X子から証言をとる・・・これしかない

 

しかし、X子はもはや銀座のホステスではない、衆議院議員、木原誠二の嫁なのだ

何回かのX子に対する任意事情徴収の後、木原夫妻はタクシーで帰った・・・

そのタクシーのドライブレコーダーが残っている。

X子・・・私怖い

木原・・・何もしゃべるな、俺が手を回す・・・(X子の手を握って)

X子・・・あの刑事(多分、佐藤)・・・怖い・・・

木原・・・俺が飛ばしてやる

 

これを聞いた佐藤はこう思ったらしい

「やれるもんなら、やってみろ!」

 

しかし、国会がはじまったら、任意徴収はできなくなる、子供が4人いる(死んだ前夫の子2人、木原との子2人)ので子供の面倒がみれないという理由(これは木原議員との約束でそれを条件に任意徴収を飲んだとのこと)

 

担当捜査員30名は国会が閉会したら捜査を再開できると思っていたが

突然、上司より打ち切りを宣告される・・・

 

その後、露木警視総監より「木原事件は事件性なし」との会見があった

 

佐藤はこれだけの証拠があるのに~と憤慨して、こう言った

「捜査のイロハを教えてやる」

(総監は殺人事件の取り調べ経験はない)

 

それを受けて露木警視総監はこう言い返す

「俺が佐藤に捜査のイロハを教えてやるぞ・・・」

 

佐藤はすでに退官していたが、怒り心頭!

この特集記事になる。

 

長文で申し訳ありませんでした。

ただ、こんな感じの方が国会議員でいいんでしょうかねぇ

それも与党の幹事長代理兼政調会長特別補佐の重職で