友人Nちゃんが、試写会が当たったので、と誘ってくれました。 
彼女はもうきれいさっぱり足を洗ってしまってますが、中学校からの同人仲間で一番の仲良しさんです。
何の映画?と訊いたら、【風立ちぬ】だと。
せっかく誘ってもらったのだからと行くことにしました。
でも前情報をぜんぜん入れてなくて、私の認識は「ジブリ作品」としか・・・。

ところで、試写会なんて行ったことなかったので知らなかったんですが、
当選はがきってチケットと交換するんですね(^_^.)
で、並んで待ってる間、件の映画の看板の前に立ったときに初めて、
宮崎’Sパパの原作・脚本・監督作品だと知りました。←ここでかよ!
お!面白いかも!と思いながら何の気なしにキャストらしき名前をチェックしたら…。
庵野?秀明? ……なんかどっかで見た字面だな…(汗)
え?え?私、なんか勘違いしてる?と思いつつも、頭の中では【監督】という文字と【エヴァンゲリオン】という文字がぐるぐるぐるぐる…。
Nちゃんに至っては【こんな名前の俳優さん、知らんなぁ】程度で(笑)
えっとぉ…監督は庵野秀明氏??
いやいやいやいや!やっぱり宮崎’Sパパって書いてアルヨ。
いったいどゆこと?
で、映画が終わって早速携帯でチェック!
やっぱり!
主人公の堀越二郎の声を【エヴァンゲリオン】の監督を務めた、庵野秀明氏がアテてらっしゃいました。
ポスターにも取り立てて【キャスト】と書かれていなかったので、びっくりしましたよ~。

映画の最後のほうで狭義にも広義にも【別れ】が描かれていて、それに対する主人公の己の不甲斐なさ、遣る瀬無さ、そしてそれでも生きていかねばならぬ辛さが私自身にオーバーラップされてしまい、思わず泣いてしまいました。

【風立ちぬ】今月20日公開です。