大学または就職で、地方を離れ東京で生活をしている人は多いことでしょう。
そんな地方出身者の方も、年を積み重ね、再開の度に弱っていく両親を見て、心配の念が高まる人は多いことでしょう。
特に、私もそうでしたが、男性の場合、何か余程の用事が無い限り両親に電話を入れることもしません。そうなると、親からの電話も減り、電話が鳴るときは大抵、特別な用事があるときか、誰かの不幸が起こった時にとなってきます。
そうなると、両親から電話がかかってくる度に、ビックとします。もしかしたら父に何かがあったのではないのか、もしかして母に何かがあったのではと、実家からの電話を苦痛に感じるようにもなります。
今回、そんな、両親にウェアラブルウォッチをプレゼントしました。両親は、ただの腕時計と思って付けていますが、東京に居る私のところからに両親の健康状態、心拍数や血圧、そして毎日の睡眠時間などをリアルタイムで確認をすることができるようになりました。
特に心配だltくたのが、脳梗塞、心筋梗塞、痴呆症の発症だったのですが、日々の健康状態を時系列で監視することができるようになったので、急に血圧が上がっていたりすると、直ぐに実家に電話を入れて両親の健康状態を気遣ってあげることができるようになりました。
両親も、体が重かったり、何かいつもと違うなと感じる時に、ウェアラブルウォッチが振動したり、私から電話連絡があるので、とても健康に気遣い、無理をしなくなりました。
今まで、我が家では体調がおかしくなると、自宅で体温を測り、熱が37度を超えるいる状態で、風邪だと思っていても、なぜか病院にいきます。すると、病院では先生が、お腹に聴診器を当てて、多分風邪でしょう。風邪薬を出しておきますので、それを飲んで様子を見てください。という診察をしてくれます。
これは、多分、私は診察に行っているのではなく、先生から『風邪でしょう』という大きな病でないことを否定する、安心の言葉を貰いに、わざわざ時間とお金を使って病院に行っているように感じます。
こんな医療、誰が考えてもおかしいです。
これからは、自分のデータを蓄積し、そのデータから体の変化を察知する。そんな、予防医学がウェアラブル端末によってスタートしている気が致します。

