担当の先生によって、採点が大幅に違うのが国語の「作文」分野です。

埼玉県公立高校入試はマークシート制が来年から導入されるために、もはや「高校」受験にはそこまで重要ではなくなりましたが、そんなときの小話を一つ。

 

ある時期の中間テスト。国語の中間テストの平均点がとてつもなく低かった時の話。

その低かった理由を生徒全員に聞いてみますと「作文が取れなかった」や「作文が難しかった」との声が多い。はて?と思い作文のお題と答案を見てみるとなんと吃驚。以下のようでした。

 

「お題:安全と平和について…」

 

解答例1:食の安全について…

解答例2:交通安全について…

解答例3:お年寄りの安全について…

 

大人から見れば納得のお題も、生徒にかかればこうなります。当然作文で点をもらえた生徒の数はほぼ0人。その時の国語の勉強範囲に「戦争文学」が入ったとしてもこんな感じ。口では生徒に同情し、心では出題した先生に同情しました。

 

さて、ここまで生徒と教える側の意識が離れてしまうと、そのギャップを埋めることから始めていかないと会話すらできないということです。