中央線向けの新型車両、大阪メトロ400系が登場!陸送風景を撮影 | Natural pathway

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JRメインで撮影していましたが、最近は近鉄などを撮影する機会が増えてきました。月1程度で記事を上げることを目標にしています。

お久しぶりです。2022年10月末に大阪メトロの新型車両400系が大阪府大阪市住之江区にある緑木検車場まで陸送にて輸送されました。

 

2022/10/27 Osaka Metro 400系(409-01)

 

山口県の鉄道車両工場からはるばる船でやって来て、出発まで留め置かれていた場所で1枚。ニュースリリースで見たイメージイラストそもままだけど実車はステンレスの質感や実際の前面ガラスによってより洗練されたように感じられました。この車両は、大阪・関西万博をきっかけに開発を進め、大阪メトロ中央線を万博へアクセスする「未来への路線」と位置づけて、宇宙船をイメージさせる未来的なデザインになったということです。そう考えるといい意味で攻めたデザインではないかと思います。大阪・関西万博に国内外から訪れるお客さんをまずこの未来の新型車両で輸送するというコンセプトには非常に惹かれるものがあります。

 

出発時刻に向けての準備作業。以前もこの場所から始まる陸送を見学したことがありますが、この位置に留置してからバックで入れ替えるのは珍しいように思います。

 

斬新なデザインですが、例えばコンクリート構造物との組み合わせは似合っているように思いますね。

 

巷では、G-SHOCKとかバトルドームとか雀卓とか色々言われていますが、私は黒川紀章氏のカプセル建築を思い出しました。中銀カプセルタワービルは銀座の宇宙船ビルとも呼ばれていましたし、人々の持つ宇宙船のイメージってこんな感じですよね。

 

歩道橋を潜るシーン。この角度は特に宇宙船らしさを感じます。

 

この見た目で台車が付いて恐らくは近いうちに線路を走ると思いますので実に不思議な感覚です。

 

緑木検車場へ入場するシーンです。

 

 

 

今回撮影したのは400系第1編成の長田寄りの1号車(409-01)と2号車(402-01)の陸送でした。他の車両は別の日に輸送されたのでしょうか?

 

 

【余談】

この車両を見て、2014年7月に山手線の新型車両が量産されることが発表されたことを思い出しましたが、当時は電子レンジだとかiPadだとか「これが電車なのか?」と賛否両論の評価を受けていたのを思い出しました。そんな山手線のE235系も、今となっては東京の顔として馴染んでいるように感じます。そのうち大阪メトロ中央線と言えば400系!の日がやってくるのでしょうか。

E235系 34編成 高輪ゲートウェイにて 2021/8/28

 

 

本日は以上です。

 

 

参考:

Osaka Metro(大阪市高速電気軌道) ニュースリリース