そんな感じで一緒に暮らしながら5年ほど付き合ったり別れたりを繰り返し、彼の実家も兄夫婦が嫁の実家へ帰った事で音信不通になりもう、落ち着いたので本当に別れようと新しい仕事につき、家を借り、生活を変えようとしていた時、息子の妊娠がわかりました。

もともと生理不順で数ヶ月ないのは当たり前だった私は、つわりも新しい仕事に就いたストレスや、営業で、代理店さんと飲みに行く事が多かったので胃薬を飲んでやり過ごしていました。

ある日、久しぶりに会った友達に、
いやいや、出来てるやろ。
検査してみ。

と言われ慌てて妊娠検査薬を買って来て検査しました。


出来てました。
彼とは別れていましたが、家が片付いていなかったこともありほとんどを彼と暮らしていた家で過ごしていました。
彼はその頃また、Aと付き合い始めた頃で、大学は休学し、たまに働いたりとニートの様な日々を過ごしていました。

もう、5ヶ月に彼はかかる頃までになっていた息子を彼は降ろす様に言いましたが、私は2度も降ろすなんて考えられず、産む決心をし、出産の為に籍を入れました。

籍を入れた日に私の祖父が天国に行きました。

最後まで祖父には子供がお腹の中にいる事は伝えられませんでした。


息子はハイハイをしだした頃実家に行くと必ず祖父の写真を持って色々な所に行ったり、写真を隠したりしていました。

生きている時には会えませんでしたが祖父が息子と遊んでくれていたのかなとよく祖母と話したことでした。

出産をした後、私の籍に入った彼は免許の更新を元の苗字でしたいからと産後間も無い私を役所に連れて行き籍を抜きました。

妊娠中が彼にとって私が一番疎ましい、憎い存在だったんだと思います。

いつ、生まれるかわからない時期にAと旅行に行ったりその頃Aは大学を卒業し地元の徳島で就職していたので、月に1度程度会いに行ったり毎日の様に電話がかかってくる中、実家はかなり田舎で病院もまともに無い為一緒に住み、頼るしかありませんでした。

臨月の時には些細な思い違いから切れてしまった彼から腕を何度も蹴られ、全治3週間の打撲を負わされました。