会社で掃除機を壊されてしまいました。
200Vのコンセントにプラグを差し込んでしまったからです。


みんな社員はこぞって、「誰が壊したか?」です。

私は「200Vに入れてしまったか?」でした。



これから背景を書きます。



会社のとある、自動車部品生産ラインです。

あまりお金を掛けてもらえず、
昨年までは生産数が少ないラインでした。


今年からは、24時間で土日もフル稼働。
オペレーターの方々は、社員さんではありませんでした。


ふとメンテナンスで気になったこと。

ホウキとチリトリしかないのです。
掃除機が無いのかあ・・・・



今期、設備を増設することになりました。
予算が取れたので、電気掃除機を購入しました。

10万円弱する掃除機です。


なぜ、それを選んだのか?


紙パックもいらず、吸引力も良く、簡単にゴミを捨てられるからです。
そして有名だから。


納入された日に、箱から出して、
ためしにラインで掃除機を使ってみました。

オペレーターの人たちには、
「これからは」、毎日掃除してね♪と。。。


そして、壁にパウチしたメモを貼りました。

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ホウキとチリトリしかないのに
毎日掃除している皆様に感動しました。
電気掃除機をプレゼントします。
James Dyson
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翌朝のことです。

あいさつがてらに寄ったら、掃除機がありません。
????
班長に尋ねたら、動かないと。。。



分解したら、基盤が飛んでいました。
新品から24時間もしないうちに。。。
怒りは無く、残念な気持ちでいっぱいでした。


なぜなら、壁には200Vのコンセントがあったからです。


業者さんに連絡して修理に出しました。
まだ見積もり待ちです。3.5万円するそうです。


メンテナンス部隊の同僚からは、
なんであんな高い掃除機を買ったんだとか、
200Vのコンセントに入れたヤツが悪いとか。。。
さぞかし、モーターも良く回って壊れたんだろ~とか。。。





さてさて、私の任務は、掃除機が修理から帰ってきたら、
オペレーターのみなさんに、毎日気持ちよく掃除をしてもらうことです。
どうやるかは、腕次第。