訪問日:2019 / 2
訪問回数:初
長野遠征5軒目、2010年11月オープンの「中華そば 大石家 諏訪店」へ。
がったぼうずの後、どこにしようか迷いましたが、こちら大石家 諏訪店は朝から営業しており、今回朝イチで行く予定ではあったんですが、色々スケジュールを整えて予定を変えたので大石家は行ければという話になっていました。
夕方のもう日が暮れそうな時間に到着。
目の前には諏訪湖があり、ロケーションが抜群にいいですね。
こちら、大石家は岐阜県多治見市に本店を構えており、暖簾分けが数多く点在していますが、その多くが何故か長野県にあり、本店がある岐阜県には多治見本店、可児店の2店のみ。
他にかつて大石家 瑞浪店だった大石家が、あきん亭 瑞浪本店としてあるようです。
面白いのが大石家だったあきん亭が瑞浪「本店」として営業していることで、その辺りにこういうプチご当地の複雑さを感じることが出来るところ。
パッと見では、どこの店もルックスはほぼ一緒ですが、食べ比べるとやはり違いは多少あるんでしょうね。
割と遅い時間での訪問だったのでお客さんはちらほら。
並盛(800円)を。
程なくして着丼。
中華そば 並(800円)
漆黒のスープにかまぼこが並び、デフォルトで3枚乗るチャーシューが特徴的。
ありそうで無さそうなルックスですね。
パッと見で、ここのラーメンて分かるような要素は大事かなと思います。
色からして、結構しょっぱそうなイメージがありますが、実際には醤油がそこまで強く前に出るような感じではなく、飲み口は意外にもまろやか。
チャーシューの煮汁もそのまま出汁になったような味わいで、これはなかなか美味しいですし、途中で胡椒を入れましたが、こういうラーメンには胡椒が味が引き締まってよく合いますね。
麺は石原製麺という製麺所のもののようで、軽くウェーブのかかったちょっと熟成がかった麺。
プリっとしたやや固めの食感で、スープに違和感なくマッチします。
分厚いチャーシューはそんなにサイズこそないですが、ミシッとした肉質。
肉はスープに恐らく使用しているのか、肉の旨味自体を味わうというより、醤油の味付けを楽しむような感じです。
諏訪湖を目の前に一望でき、夕暮れだとこんな素敵な景色が。
下手にオシャレな店よりも、こういう感じもいいなと思いました。
ごちそうさまでした。