訪問日:2017 / 7
訪問回数:初
愛媛麺活4軒目、1981年創業の「瓢太」へ。
愛媛には今治ラーメンという比較的新しいご当地ラーメンが存在しますが、全国的にはもっとマイナーですが、古くからある瓢系というプチご当地ラーメンなるものがあります。
今回はその代表格の瓢太へ行ってきました。
瓢系の元祖は瓢箪(ひょうたん)という屋台であり、瓢太の創業者は瓢箪にラーメンを教わったとのこと。
その後、先代が瓢太を譲り受け、1981年に創業したのが、こちらの瓢太となります。
先ほど、全国的にはマイナーと記述しましたが、松山市内ではかなりの知名度がある店であり、瓢太の他にも「瓢」が付く屋号の店が存在しますが、中には無関係のものもあるようです。
当日は夜の部が開店した18時直後に到着すると、既に店内はほぼ満席状態でした。
店内はラーメン店というより、普通に居酒屋ですね。
飲んでいないお客さんはほぼいませんでした。
メニューはラーメンの他にも、このようにかなり豊富で普通に食事だけするにしてもよさそう。
中華そば(650円)だけじゃもったいないように思えてきて、しっかり瓢太という店を味わいたかったので、今回は歩きですし、飲めない酒を飲むことにw
小ジョッキになるのかな?雰囲気だけ味わいたかったので、このくらいでw
席の前には名物のおでんがズラッと。
いや~めちゃくちゃうまそう!!
見事に茶1色ですけどw
うんうん、いいねいいね!!普段酒を飲まない私でも、これは気分があがります。
ビールも心なしか美味しく感じて、中ジョッキくらいにすればよかったなとw
そして最後は〆で中華そばを。
中華そば(650円)
丼の淵の厚みがかなりある、首都圏ではあまり見かけないような丼で登場。
見た目はシンプルですね。
スープを一口飲んだ感想は「甘っ!!!」
この甘いスープが瓢系の最大の特徴となります。
鶏がらと珍しい豚皮で取った白湯スープ、そしてこの甘さの正体は砂糖とかではなく、豚皮から出る甘みなのだとか。
甘いとは聞いてはいましたが、これは本当に甘いな!w
ただ、嫌な甘さではなく、少量振りかけられている胡椒との調和が取れていて、私は結構おいしいなと思いましたし、こんなに甘いスープのラーメンは他にはないんじゃないかという点で、やっぱ地方のラーメンって楽しいなあと。
麺は中細のストレート、これと言って特徴のない麺ではあるものの、スープとよく合っていて普通に美味しいです。
サイズが割と大きめのチャーシューを食べてビックリしたのが、スープ以上に甘い!ということ。
角煮のような甘じょっぱさではなく、甘いですw
ただ、しっかりと煮込まれていて、決してダメなチャーシューというわけではなく、不思議とスープとも合っていてなかなかうまいです。
ラーメン自体のうまさが特別感動するようなという感じではなかったものの、他のメニューも織り交ぜて食べたことで、よりこの店の良さが分かった気がしました。
ごちそうさまでした。
得点:中華そば 82点