Speedster 50th Anniversary Celebration of an Icon
2004年、ポルシェの生んだスピードスターは誕生から50周年を迎えた。
これを祝うため、カリフォルニア州のモントレーで盛大なバースデイパーティイベントが開催された。
海辺の静かな田舎町には、世界中からの参加者が、そしてたくさんのポルシェたちがぞくぞくと集う。
数えきれないほどのスピードスター、さらにポルシェの名が初めて冠された356-001、後継車コンバーチブルDも展示され、人々は熱心にそれらを眺めて歩き、賞賛の気持ちを語り合った。
本書は、3日間に及んだこのイベントの模様をライブ感にあふれる写真と共に綴っている。時代を超えてなお美しいポルシェの傑作、スピードスターの歴史を振り返りつつ、それをいとおしみながら乗り続ける人々の生き生きとした姿も伝えている。
【目次】
一生に一度
種族の集い(数日前のイギリスでのイベントに続き、カリフォルニアに集う)
非凡なもの(パスカルの言葉から、「喜ばしき物」を愛することについて)
普通ではないホイール(何がポルシェスピードスターの魅力なのか)
理屈に合ったクルマ(モントレーを訪れたポルシェたちは…)
美しい景色に轟音を響かせながら(1955年のレースを振り返る)
さぁ、位置について!(モントレーに集ったポルシェを観察)
用意、(イベントを前に世界から続々と詰めかける人々とその愛車たち)
どん!(50周年イベント用のパスポートを開くとレースコースレイアウトの図が…)
走れ走れ(デル・モンテフォレストとラグナセカで)
夢の力で満たされた場(芝生を彩る数々のスピードスターたち)
パーティ前夜
カーメルのBernarudus ロッジにて(運び込まれる美しいスピードスターの姿を追う)
第1日目
ハイアットリージェンシーホテルの受付(ホテル前に作られた行列の壮観)
走り回って(「スピードスター+美しい景観+チャレンジの多いドライブ」が生む光景)
ペブルビーチでディナー(正装する人々と闇の中に休息を取るマシンたちの姿)
第2日目
ペブルビーチでのレース(1920年代からレースの伝統を持つモントレーで競う)
ラグナセカでのレース(ペブルビーチの後を継いだラグナセカでレースを開催)
Quailロッジ(数々のカーショーを見てきたロッジも、特別な日を楽しむ)
イベントスポンサーとオークション協力者
写真クレジット
著者陣紹介