あれからちょうど11ヶ月がたち
彼の一周忌と納骨にお呼ばれして
電車を乗り継いではるばる行ってきた
9時半に駅に来るよう言われたから
早く起きて早く家を出た
集合場所の駅の近くの花屋で
彼の好きな色の青でまとめた
花束を5000円で作ってもらった
急いで駅に行ったら
彼の母親が歩きで迎えにきていて
そのまま母の家に連れて行かれた
お母さんに言われるがまま
仏壇に手を合わせて
しばらくお母さんのおしゃべりを
聞いていたら
そのうちに彼のお姉さん家族が来て
タクシーを呼んでお墓へ向かった
お母さんが手続きを済ませると
祭壇の間に通されて
お坊さんのお経が始まって
お焼香をあげた
涙が止まらなかった
その後お墓に移動して
納骨をした
またお坊さんがお経をあげて
お焼香をして
お線香をあげて
記念写真を撮った
また泣いていると
彼の姪っ子が
「さびしいの?」と聞いてきた
私は「うん」と答えるだけで
精一杯だった
日差しが照りつけて暑かった
もしその場に彼がいたら
汗を大量にかいていただろう
汗をかくから夏を嫌っていたよね
もう汗をかかなくて済んだね
お葬式の時に行った
ご飯やさんでお昼を食べた
お母さんとおそろいの弁当を食べた
帰りのタクシーの中で
御仏前をお母さんに渡して
彼と一緒に住んでた頃の
通勤経路を使いながら
3時間以上かけて帰宅した
